『菊地成孔の粋な夜電波』第340回を聴いた(radikoのタイムフリーを使えば、まだ聞ける人もいるだろう)から、汚さについて話したい。
“なんだか幸せさ”
街中で大声で一人で叫んでいるのは、だいたいおじさんだ。今日も歩いていたら、大声が結構な速度で近づいてきて抜いていった、自転車に乗ったおじさんだった、イヤホンをしていたから内容は確認できなかった。
見慣れた空にブロックノイズ
detune.という音楽ユニットの「終わる全土」という曲を繰り返し聞いている。MVがYouTubeにあるわけではないから、どうにかして聞いてほしい。現時点で、applemusicにはあった、Spotifyにはなかった。
甘くて少しブルー
あなたがたは、例えば、パーソナルな内省をしているだけの文章を読んだことがあるだろうか。読んだことがない?なぜか。それは、そんなことを書いても価値がないゆえ、そうした言葉の流通量が少なかったから(価値のある文章なんて書いてたまるか、読みたければ金を払え)。しかし、Internetは景色を変えてしまった。探せばいくらでも、のんべんだらりと書かれた文章に出会うだろう。だから、流通量が少ないのではなく、あなたがたの意志で、つまらないから途中で読むのをやめ、忘れちゃったからなんだろうな。おそらく。