ブログ「いらけれ」

「攻めた」とか「攻めてる」とか、本当に嫌いな言い方なので、僕には使わないでください。じゃああれか、"攻めた文章"とかいって、忌憚のない意見として(笑)誰かの悪口とか書けばいいのか?ああん?姿勢とか威勢の良さしか見てないんじゃん。大事なのは内容でしょ?守るとか攻めるとかじゃない地点でないと、お話しにならない。

沖縄のことも、入管法のことも、本当に勉強不足でよく分からない。だから、何かを言うことはできない。何かを言わなければならないとは思わないけれど、何も知らないことは恥だと思う。不意に始まって、不意に終わるのが人生だ。すべてが何も知らない内に決められ、何も知らない内に変わって、何も知らない内に終わっていく。だからまあ、それはそれで、しょうがないことのかもしれないけれど、知らないのは恥ずかしいという気持ちは持っていたい。

狐に化かされたような1日だった。朝起きる時に手をついたら、それが近くにあった眼鏡の上で、フレームからレンズが外れて、「壊れた!」と思ったとき、つまり、朝からどうもおかしかった。夕方に散歩から帰ってきて、くつろぎながらスマホをチェックしていたら、アプリをダウンロードしてミッションをクリアすると、auのポイントがたまるというものに、新しいアプリが追加されていた。それはシンプルなソリティアで、一回ゲームをクリアすればいいという条件だった。それで、メチャクチャ久しぶりにソリティアをプレイすることになる。以前使っていたパソコンには、ピンボールとソリティアが入っていた。そのころは、学校にも行かず暇だったから、よくやっていたものだった。ルールを思い出し思い出し、まあ、そりゃ最初からクリアはできないだろう、2回目も、まだコツがつかめないから3回目は運がなかったな……とギブアップを重ねることで、少しずつ攻略の糸口を見出していく。7回目ぐらいで一つクリアし、二つ目三つ目と、熟考し、手順に悩みながら連続でクリア、四つ目が一発クリアできなかったところで、スマホを放り投げたら22時だった。しっかりと24ポイントが付与されていた。ただし、時間は返ってこないから不貞寝した。追記:よく見たら、アプリのタイトルが「フリーセル」だった。そのことに気づいて、初めて「ソリティア」とは何なのか、「ソリティア」について検索し、調べ、非常に勉強になった。なので、もし私のように知らない方は、調べてみてほしい。

抗議するということが、(抗議する人間は、雰囲気を悪くする、和を乱す……だから、そう見なされたくなければ、抗議するなという感じで)封じられている気がする……。すべてが交渉と話し合い、合意と和平に、なごやかにすり替えられた後の世界は、信じられないほど不幸なのではないだろうか……。怒るべき時が来たら、怒らなければならない……。

ブログ「いらけれ」

この人生が、一度しかないという事実に震撼する。やりたいことを、やるしかないだろう。

ヤクルトと日ハムのトレードじゃなくて、やっぱりファンにとっては、秋吉と谷内のトレードなんだよな。もちろん高梨と太田は応援する。でも、投げに投げていた秋吉のことや、一軍での覚醒を期待した谷内のこと、その思い出と期待と気持ちが、来年もチームにいると思っていたから、この心に残っているから、とても大きな寂しさを感じる。

今はあまりにもアーカイブが残りすぎてしまうから、僕も当たり前のように、ラジコのタイムフリー機能を使ってしまうし、その気になれば好きなラジオ番組の音源を、すべて残しておくこともできるだろうし、でも、大切なのは、そこにないものを思うことで、見れないテレビ番組や映画、読めない本や聞けないラジオ番組を思うことは、死んでしまって会えない人や、過去や歴史や、未来を生きる子どものことを思うことに似ている。本当はもっと、いろんなものが、決定的にアクセス不可能になった方がいいと思う。アクセスできてしまうからこそ、真剣に思うことがなくなってしまっているような気がするから。手を伸ばしてもつかめないものと、関係を結ぶことは確かにできないが、関係を結べないものは、切り捨てていいというわけではない。むしろ、そこに人生の真実の大半はあって、だから思うことはやめてはいけないのだ。

あらゆることは冒険だなと思った。今日は鶏もも肉を焼いてみた。あとカット野菜で野菜炒め。今は弱火で焼く、炒めるのが"科学的"らしいですよ。肉から水が出る様子を眺める(そして、キッチンペーパーで拭き取る)。レシピ通りにやったけど、火が通りきっていなくて危ない危ない。でも、こういうことも楽しい。フライパンも皿も、油ぎっていた。シバハマラジオの水曜日を聞きながら食器洗いもして、汚れがきれいに落ちない部分を見つめる(そして、スポンジでこする)。上手くいかないことも、分析したり考察したりが面白い。こんなことを言っていられるのも、たまにしかしないからで、毎日している人は大変だろうし、心底すごいと思うから、僕がほめてあげるよ。

スマホを落としただけなのに、玄関の床で跳ねて角が欠けて、それが操作するときに手のひらに引っかかって、結構な不快感。機種変更しようかなと思う。しかし、新しい機種のどれがいいかとか、自分の携帯電話のプランをどのように変えるべきか、格安スマホと呼ばれているものとの比較とか、難しくて分からないからといって、それを調べたことで、何かをやったつもりになるのは、違うんじゃないだろうか、自分よ。入念なリサーチの結果、来年の1月末のあたりで、機種変更をしようと決めた。2時間くらいかけて。

ブログ「いらけれ」

一昨昨日から昨日までのブログは、いつの間にか、書いている内に三部作のようになって、起きた出来事をただ書いただけだったが、なかなか良いんじゃないかと思う。内容ではなくて、こうして書けているということ、それ自体が。この調子で、こうして書いていこう。

朝から親が、親のことで田舎に行っていて、あるかは分からない20年後、30年後の自分は、あるいはもっと近くのいつかに、自分の親のことで、いろいろ大変だったりするのだろうか。面倒を引き受けることも、人生にとっては重要だとして、しかし、いいところだけ欲しくて、面倒は避けたいと思う卑俗な自分がいる。

それでご飯を作らなければならなかったから、「自分の好きなもの食べよ」と思って、パックご飯とインスタント味噌汁を買ったら結構なお値段で、それで消費のアクセルが踏まれたのか、USBメモリと有線のマウスをインターネットで注文してしまう。夜中に。仕事に使う用の、容量が大きいものが欲しかったのと、どうもカーソルの動きが悪かった気がして。ポイントサイトでためたポイントを、アマゾンのギフト券に変えていて、それが1500円分あったから、支払いは50円くらいで済んだけど(とはいえ、かなりの時間を使ってためたのだから、本当は気軽に使いたくないのだが)。しかし、32GBで950円って。Amazonベーシックマウス600円って。前は高かったよなあ、USBメモリもマウスも。

(ここだけの話なんですけど、あの、少し前にサウンドピーツのBluetoothイヤホンを買って、一年保証を使ったって書いたじゃないですか。あれ、僕は風呂場に持ち込んだりしてたんで、本当に壊れてたんですけど、メールで補償を頼んだら、なんのチェックもなく新しい商品が届いたんですよね……。ということは、実質二本セットですよね、実際に壊れてなくても補償をしてもらえるので……。お得……。)

巨大な駐車場は、駅前のスーパーとくっついていて、店内と繋がっている。駐車場には、専用のエレベーターが備え付けられていて、地下一階の事務所から屋上まで、見回りのために上がった。平日の午後には、そんなところに車を停める人はいなくて、誰もいないそこから、ただ暮らしてきた街を見下ろしていた。空には虹がかかることもなく、UFOが飛ぶこともなかった。疲れてしまった僕は、もう何十年も前、友人が入院していた病院の、屋上のベンチから見た景色を思いだして、懐かしいだけで泣いていた。


Theピーズ「グライダー」

ハタから見りゃそらのんびり
でもとっくにギリギリなんだ

ブログ「いらけれ」

この2万歩の疲れが、どうやったら取れるのか分からなかったし、そんなに疲れていないのかもしれなかった。電車に乗りながら、帰ったらしなければならないことを考えていたら駅に着いていた。見えないほど先まで、これまでもそうだったように、この先も線路は伸びていて、こちらには未来があるんだと言われた。ホームから見た線路はそう言っていた。明日も続いていくようだった。聞いたことの大半は忘れてしまっていた。ためていたラジオのニュース番組は、入管法の改正にあわせて、外国人労働者の実体を特集している。こうして生きていることが申し訳なくさえ思えた。彼らのために、なにか仕事ができないだろうか。かといって僕は、おそらく一つも動かないことも分かって、本気で思った。種が蒔かれなかった土地には、花が咲くことはない。

人生の真実を知って、嬉しいと思うか、それとも悲しいと思うか。歌を歌うことと、詩を書くこと、人と話すことは決定的に大切なのだ、人類にとって。歌うことが好きな人は歌えばいいし、書きたい人がいれば書いたらいい。話したい人がいるならば、誰かに声をかけなよ。その日は朝から雨が降っていて、外に出かけるのが億劫だったから、ベッドにへたり込んでいた。酸欠のように目の前が暗くなって、脳が締め付けられて、瞼を開いていられない。僕のような壊れた機械は、回収されてしまえ。それでも、順天堂大学よりかはいくらかマシだけどな。こういうのは、どんどんやったらいいと思う。意味不明で、馬鹿で、救いようがないと分かっていたら、受験生も選ばなくて済むわけで、手間が省けるだろう。

苦しみのなかにいる。それでもヒートテックはちゃんと暖かくて、それはイトーヨーカドーの店内もそうだ。せわしないギターのリフ。足を引きずって歩く人を見ていた。なにか食べたいが金は使いたくない。考えるのは金のことばかりで、いっそ考えるのをやめて、とにかく稼げる仕事を探したほうがいいのだろうか?ものを書くのはあまりに金にならなくて、アンケートサイトとポイントサイトだけが拠り所になっている。そういえば先日、5000円分のポイントが、あるポイントサイトで急に付与されて驚いたなあ。これはまあ、ポイントサイトがアンケートサイトと提携してアンケートもやっていて、そのアンケートサイトにも登録している僕は、てっきりアンケートサイトが主催したものだと思っていた会場調査が、ポイントサイトがアンケートサイトを通じて主催したものだったから、アンケートサイトに付くと思っていたポイントが、ポイントサイトに……ああ、ややこしい!

愛すべき暮らし、平和、日常のなかにいて、それ一つで一日分の野菜の半分が摂れてしまうというレンジで温めるだけの鍋と、パックご飯に卵をかけたものは最高だったし、優しい気持ちで人のことを思っていたい。失敗を繰り返してしまう人を、悪事を反省しない人を、人の心を持っていないような犯罪者を、誰かを、許さない限り僕たちは許されることがないのだから。