ブログ「いらけれ」

バッカみたい。このサイトのサーバーの更新をしたら、3000円もした。ドメインの更新が12月の頭だから、あと約300日は、間違いなく見ることができるだろう。それなりに更新もされるはずだ。
僕が、日記の更新をなぜ続けているのか、その理由もモチベーションも、裏の空き地に住む犬に食われてしまってから長い。ただ、誰かが読んでくれればいいなとは、ちょっぴり思う。これっぽっちの愛が、私から私へ、そして、私からあなたへ向いた矢印を伝って、届けばいいなとはちょっぴり思う。それだけ。

ただし、太宰治だったら、こんなことを書いていただろうかと思うことはある。あるいは、芥川龍之介だったら、夏目漱石だったら、こんな文章を書くことを、自分に許していただろうかと。問題は、僕は僕であって、文豪でも偉人でもないから、仕事で駄文を書かなければならないってことだ。あー、エッセイストでお金を稼ぎたい、稼ぎたい。

何度間違えたことだろうか、ただ、自分の年齢を打ち込むだけのことを。アンケートでは、だいたいその度に、年齢や性別を聞かれて、それを記入する必要がある。男は男だし、生年月日だって変わらない。でも、自分の年齢はあの日を境に変わってしまった……。
26歳だった期間は、とはいえ、たったの1年だ。1年だけ、私は26歳ですと言ったり書いたりしていた。それなのに、すっかり死ぬまで26歳みたいな顔をして、26歳然としていた。26歳に慣れて、26歳と打ち間違えたりして、何してんだって思う。僕は、26歳に甘えていたのだ。とにかく、27歳には慣れないようにしようと思った。だって、たったの1年しかないのだから。

雪が降っているところを、見ることはなかった。ただ、病院の駐車場に撒かれた融雪剤の跡だけが、雄弁に物語っていた。カレーうどんの香りが、どこかの家から、ここまで届いた。早く家に帰ろう。

以前「僕たちだけがおもしろい」で話題として出ておりました、「最速最強」というキャッチフレーズでおなじみの麻雀プロ・多井隆晴さんですが、麻雀界には実際に王位というタイトルがあって、多井プロは過去に、王位を獲得した経験があるということです。以上、プチ情報でした。


髭「魔法の部屋」

君がいなければ 僕がいない
そして そのすべてが
僕ひとりでは急転直下
悪夢の夜に まっさかさまさ

ブログ「いらけれ」

麻雀ってさ、適度に運の要素があって、イカサマのやりようがあって、賭博に向いていた、ちょうど良かったんだろうな、とは思う。もちろん、こびりついている悪いイメージを払しょくしたいと、業界の人が思うのは当然だと思うけれど、麻雀が人々を引付けている魅力のなかに、そのダーティーな歴史が一役買っているのも間違いないことなわけで。単純に、キレイにすればいいって話でもないのかもなーと思う。

夜中に、よく知らないドキュメンタリー映画を見ていた。日本映画専門チャンネルでやっているような。別に、何か面白い、ドラマチックな何かが起こるわけではなく、そういうものを期待しているわけでもない。それに、制作者側の主張にだって、ほとんどの場合、興味がない。
僕には頭がある。これは、頭が良いということではない。頭があるから、頭を使ってしまう。頭を使って、ものを書いてしまう。僕がドキュメンタリーを見るのは、見るのが好きなのは、僕の頭からは出てこない言葉や瞬間が、そこにあるからだ。前述のドキュメンタリーにも、ある流れがあって、「しっくりこない」という一言があって、それは、自分の頭のどこを絞っても書けないようなシーンだったから、見てよかったと思った。
創作能力がどうしようもないから僕は、僕が書くこれは、実際に起きていないことが、元になっていない文章は、一つもない。架空だって嘘だってあるが、それにしたって、イメージの起源になるような出来事があって、それは昨日の夜、キーボードのエンターの隣の辺りのキーに、半透明の粘液が付着していた、鼻水も何も出ていなかったので、それが何かまったく分からなかった、というようなことだ。これだって、言葉を追うだけでは本当かどうか分からないが、本当でなければ、僕にはこんなことは書けないのだし。

昨日は家から出なかったが、今日は、アンケート回答のためのサンプル品をもらいに、品川まで行った。品川駅は大きい。長い通路には、たくさんのデジタルサイネージが掲げてあって、それがすべて同じ映像だから、合わせ鏡を覗いたときのように、たくさんの綾瀬はるかの顔が並んでいた。もし、自分がタレントになって、数多の自分があそこに表示されていたとしたら、居心地の悪い思いをするだろう。ギリギリだったので焦ったが、早歩きをしたら15分前には会場に着いた。サンプル品の受け渡しはつつがなく終わった。帰りの電車に乗る。僕は、だいぶ電車が苦手になったようで、その時間を苦痛に感じていた。サンプル品を家に置いて、少しだけ歩くことにする。とても寒い、寒波を肌で感じる街を散歩したら、体に活が入ったような気がした。力は内側から湧くのだ、与えられるものではない。


Simon & Garfunkel – The 59th Street Bridge Song (Audio)

なんか知らないけど、歩いているときに頭に浮かんだのがこの歌だった。

Slow down, you move too fast

ブログ「いらけれ」

降りた東村山駅にでっかく「パチンコ寄生獣」ってポスターが貼ってあって、一応、大学生時代に僕も全部マンガは読んだけれど、そんな話だったっけ?「お母さんが、ああ」リーチとか、そういう感じ?シリアスなものでもなんでも、パチンコやスロットになってしまう国。にしても、限度があると思うけれど。

風呂に入っていないので、自分から腐臭がしていて恥ずかしい。死にたくて堪らない、本当に。生まれたくなかった、もう本当に。体臭とかもう、いじられたくないぐらいだ。死んでデオドラントしたい。
今日は寒かったから、100年ぶりにずっと家にいたから、風呂に入らなかった。風呂ぐらい入った方がいいと思う。毎日風呂に入って、歯を磨いて、掃除して、サボテンに水あげてってする人生を歩みたかった。

僕はどんなライフかっていうと、だいたい肛門をかいている。「肛門掻痒症」というらしい。基本的には、洗いすぎか不潔が原因らしい。でも、病気のことが書いてあるサイトを読んだら、ガンみたいな怖いことも書いてあって、怖いなと思うと同時に、とても痒い。

先週のシバハマラジオ水曜日、スペシャルウィークのゲスト、鯉昇師匠の話が面白かったなあ。明け方に、口の周りの合成酒の、甘い香りに誘われた野良犬が集まっている風景が、脳内にばっちり浮かんでいた。もちろん、話されていたエピソードには盛っている部分もあるんだろうけど、人を幸せにする嘘ならば、騙されていたいって思うよ。

とても大事な話をしようと思う。君と僕と、人生を決めてしまうくらいの。だけどその前に、ふと開けた冷蔵庫に、残っていたミートソースと目が合ってしまったから、食パンに乗せて、チーズを乗せて、トーストして食べた。そういえば、冷凍食品で家にあった炒めタッカルビ飯というのが、裏に「チーズを乗せるのがオススメ」って書いてあったから、チーズ乗せて温めて食べたらかなり美味しかったよね。あ、大事な話……。

アプリでやってたフリーセルを、ついにすべてクリアした。その数なんと1000問。一問5分だとして、約5000分。およそ83時間。なんだったんだろう、あの時間。でも、寝入る前の、うとうとしている時間に、瞼の裏側に浮かぶ架空の問題を解くほどだったから、心底熱中していたのだろうが。クリアした瞬間にアンインストールした。それに関しては、なんの躊躇もなかった。


GRAPEVINE – すべてのありふれた光

きみの味方なら
ここで待ってるよ

ブログ「いらけれ」

その日は朝から雨が降っていた。今日はとても寒くて、窓から伝わる冷気が、寝室の温度を極端に下げていた。昨日の天気予報で、雪が降ると言っていたから外を見たが、ただ寒いだけで雪は降っていなかった。しかし、同居人に「雪降ってないじゃん」と話しかけたところ、私が眠っていた間に、雪が降ったとのことだった。たしかに、リビングの窓から見える駐車場に停まる車の上には、うっすらと雪が積もっていた。その日は、走り去っていく車が、水をはねる音が、ずっと部屋に響いていた。起きるつもりだったが、もう一度眠った。目が覚めたら、13時になっていた。

消し忘れていたテレビから、「カン、カン、カン」という音が流れてくる。キャンプで練習しているプロ野球選手が、休みなくバットを振っている。トスバッティングというやつだ。BGMと、少しずれたリズム。
練習中には、音楽が流れていることが多いのだ。その日は、なぜかポケットビスケッツだった。「南風よ伝えてよ~」と言っていた。練習中BGMは、誰が、どのように決めているのかということがずっと気になっている。選曲の謎については、いつかしっかりと研究しなければならないと思っている。

Mリーグのハイライト番組「熱闘!Mリーグ」の、新たなアシスタントになった須田亜香里が、麻雀を一から勉強中だといって、番組内で見せた入門本が、前にいた会社と関係のある出版社のもので、麻雀本の編集にかかわっていたころに、参考として読んでいたものだった。
僕がかかわった本は、東村山駅に入っている本屋の麻雀本コーナーに置いてあった。携わった本が陳列されているのを見ると、いつも、少しだけドキドキする。その本がどういう過程で出来上がったのか、その裏側を思い出す。
麻雀サイトを漁っていたら、去年、ある麻雀本が盗作なのではないかと、大きな問題になっていたことを知る。それでまた、よせばいいのに事情を調べていたら、その本を編集したとして名前が挙がっていた編プロが、一昨年にアルバイトの面接を受けた会社だった。短い期間とはいえ、編プロにいたことのある僕は、だいたいの背景を想像できて、それでまた、もし自分が受かってそこにいたらかかわっていたかもと想像して、ブルっとなる。

夜になれば一日が終わる。無神経な人々が笑って、僕はビックリする。自分から向かわなくても、災難は向こうからくるのだ。レオパレスは、建て替えるたら誰か住むのだろうか?分からないことばかりだが、わざわざ死ぬまでもなく、いつか死にます。安心して、僕は眠った。