「アンケート有」が、ダルビッシュ有を若干意識したタイトル付けであることって、どれくらい分かってもらえているのだろうか。それはでも小ネタなので、まあいいです。大事なのはアンケートですよね。
あなたの回答を、無視しているわけではないということを、真っ先に伝えておこうと思う。単に、怖くて見ていないのだ。僕は、悪意が怖いのだが、悪意そのものが怖いわけではない。人間の中の悪意を目の当たりにする機会など、これまでに数え切れないほどあったから、悪意があることなんて、当たり前だとすら思っている。僕は、悪意に当てられるのが怖いのだ。ほっとけばいいのにわざわざ悪意を向けるという魂を削った攻撃には強いパワーがあって、必要以上に元気な人といると疲れるように、悪意を前にすると、悪い力に影響されて揺れる。
どうやら、悪意をぶつけてくる人はいなかったみたいで安心。それどころか、いただいたコメントを見て、少し元気が出た。1票でも「続ける」があったらと思ったけど、それ以上だったから頑張るけど、とりあえず6月中は開けておくので、もしよろしければご回答を。あ、悪意コメントはやめてね!(フリじゃないぞ!)
もらったメッセージを読みながら、人が人に気をつかうというのは、とても美しいことだなと思う(本当にありがとうございます)。誰かの優しさのおかげで、僕は生きているのだから、僕も優しくしなければならない。とはいえ、大層気をつかわせてしまったのだなあ、と反省する気持ちも僕には必要だ、忘れないようにしよう。
やりたいことはいくつかあって、そういう企画性を打ち出してしまったら、もう日記じゃないのかもしれないけど、あまりにも日記は自由で、つまらないと思いながらでも書けてしまって、「日記を書いているんだから、それでいい」という態度で居直って、自分にとってつまらないことを書き連ねてしまうことがあって、それよりは自分が面白いと思うことをした方が、まだマシだと思うから。
そして、単なる思い付きによって「なんでも箱」が爆誕する。「質問箱」よりも、一歩先にいってやろうという山気(?)によって、迷惑メールしかこなかった「お問い合わせ」を、ニューアルするのに一時間かける。これまでの経験上、お便りを募ったところで、すぐに反応がないことぐらい分かっているから、週に1度ぐらい宣伝しながら気長に、そうだな、1年ぐらい待とうと思う。
制服を着た、しかし少年だった。運動する彼の体は、幼い子どもが空気中に発散する元気と、同じようなものを放出していた。跳ねるように歩きながら僕を追い抜いた彼は、駐車場の出入口に落ちていた金属の棒を拾ったから、「制服を着るようになっても、まだまだお子ちゃまねえ」なんて思った。しかし彼は、棒で遊ばなかった。手に持って、2、3歩進んで、何もない砂利の上にそれを置いた。車が通ったときに危なくないように、何もないところへよけたのだ。僕は驚いて、感心した後に反省した。彼のことを子どもだと勝手に決めつけた己の単純さを。
次の思い付きも、すぐに実行できることだから、あさってか、その次の日には披露しようと思う。その前に僕は、今日たどり着けなかった新宿へ、この日記のなかで行かなければならない。