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コツコツやる、ということについて話そう。何事も、一足飛びにゴールへと辿り着くことはできないのだから。日記の更新だって、コツコツやってきたように、いろんなことをコツコツと始めている。その一つが、生配信だ。
昨日の日記の、「<記事作成中の様子(ユーチューブ)>」のリンク先を、確認していただけただろうか。それは、文章を書いている画面の動画だ。ユーチューブのライブ配信って、アカウントを持っていたら、すぐに始められるのかと思っていた。実際は、ライブ配信機能を有効にするだけでも、24時間待たなければならなかった。そんな基本的な事情も、やってみるまでは知らなかったことだ。
「OBS」というソフトをダウンロードして、先人の知恵を参考にしながら、さまざまな設定をする。画面を切り取って、一部だけが映るようにする。準備中の画面も作って、放送中のものと入れ替えられるようになった。それらが、ユーチューブのライブ配信に流れるように、番組を設定する。一通りのことができるようになった。使ってはいないけれど、マイクに向かってしゃべった音声を、放送に乗せることもできるようになった。生ラジオもできる。
これが、お仕事につながらないだろうか。つながらないのは分かっているが、生配信が意外と簡単なことを知れたのは良かった。見識が深まった。視野が広がった。深さと広さは、未来の自分を救ってくれるはずだ。
こちらを優先したせいで、ラジオ番組のサイト作りが遅れてしまっている。まあ、そっちは経験があるから、一日もあれば充分。しかし、その一日を使って、電車に乗って知らない街に行ったり、流行りの映画を見たり、何もしなかったりしたい。したいことで溢れているから、電車が駅を離れた後は、『みんなのわがまま入門』を読んでいた。ありがちな疑問や、繰り返されがちな議論の答えがサラッと書いてあって、これは、"みんなの"読むべき本だなと思った。社会について何か言うのは、これを読んでからにしてほしい。決して難解な本ではないのだから。
読んでいる間は、さっそくアップルミュージックで一曲だけダウンロードした「さらしもの(feat. PUNPEE)」を、ずっと聞いていた。時々、口を一緒に動かしてしまった。「さらしものだよ ばかのうた」から始まるパートを、カラオケで歌いたい。一刻も早く。
そこそこ混んでいる帰りの電車で、隣に立っていたおじさんが、将棋ウォーズに勤しんでいて、僕もやりたかったんだけど、まず、おじさんに見られたら気まずいし、並んでやっているところを他の乗客に見られるのも何か嫌だしで、我慢してしまった。我慢ならなくなって、一駅前で降りて、閉園して車が入れなくなっている真っ暗な、まったく人通りのない墓地で、歩きスマホで将棋を指した。おかげで、全然怖くなかった。将棋は負けた。ぐう。
明日には、どこへ行っていたのかを書くだろう。そして、その後に起こったあんなことや、こんなことも。お楽しみにとは言えないが、明日も読んでくれたら嬉しい。
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