愚か者は蹴って蹴って、死ぬまで蹴り続けると、時代の趨勢が決定したようなので、地獄に向かってまっしぐらですね。僕はもう、知らない!
今日はあるアンケートで初台へ。カラッと晴れた空に感謝しながら、西武新宿駅から歩く。貧乏人にとって節約は、とても大事なことなのですし、また、どうせ散歩するわけですから。趣味と実益を兼ねるってこういうことかなと思った。多分違う。
休日の新宿には、ポケモン広場というものがあるようで、そこでいっぱいの人が、ユーロライブの客席をいっぱいにするぐらいの人が、座ったり立ち止まったりしている。ポケモンGOをやったことのない僕の目には、無心に画面を連打する人々が、とても奇妙なものに映るわけだけれど、それはまあ、どこかで何かしている僕も、誰かにとっては奇妙なのだろう。
東京オペラシティの中の書店は、比較的品ぞろえが良くって、ロードサイドのショッピングセンターの本屋との違いを考えるに、やっぱり文化度って大事なんだなと思う。もちろん、話題のアレな本も置いてあるんだけど、その隣にカウンターとなる本が並置されている感じ。頑張れる余地はまだあるんだって少し頼もしくて、少し安心する。
アンケートは、今まで経験したことがない感じだった。あることについてのプレゼンが、アンケートの途中に挟まるという構成。知らない世界を教えてもらうのは、確かに面白いんだけど、安価に宣伝されているような気もしてしまう。ウェブ上でやるアンケートにも、アンケートの皮を被った宣伝が増えているように感じていて(ステマの一種?)、なんだかなーと思う。もやもやを抱えて帰った。
初めてあなたに会ったときから僕は、10キロ以上痩せていて、だから数字で分かりやすく、見た目に分かりやすく僕は変わった。自宅周りのストリートビューを見ると、ときどき、少し古いデータが残っていて、今では立派にマンションが出来上がった土地に、一軒家が並んでいたころの写真が表示されることがある。あなたは、初めて会ったときから変わったのだろうか。髪を少し短くしたことなんて、僕にとっては、サイゼリヤの間違い探しみたいだ。叶うのならば心の方が、ちょっとは好きに変わってもらえていると、僕は嬉しい。ストリートビューみたいに、あの時のデータが残っていて、比較できたら、どれほど楽だろうか。でもこれは現実だから僕は、不安を打ち消すために、好かれるようにずっと、頑張っていくしかないんだと思う。
The Magic Gang – All That I Want Is You (Lyric Video)
You’re trying to save me but maybe all that I want is you
You’re trying to help me but maybe all that I want is you