スリーポイント
『瞬間を生きる哲学 <今ここ>に佇む技法』を読んでいたら、「ウルチマ・ラチオ」という言葉が出てきて、これは、ラテン語で「最後の手段」という意味らしいのだが、そんなことはどうでもよくて、もし僕が新たにラジオを始めるとしたら、「ウルチマ・ラジオ」ってタイトルがいいなと思ったという話。
人生のティップスを一つ。突然思いついて、急にやる気を出して、一日に4社の求人に応募してはいけない。返事が大変。返事が来た3社がすべて同じ日に、10時・12時・14時という感じに面接をすることになってしまって大変。履歴書を用意するのが大変。あと、覚えておくのが大変。忘れそう。
そんなこんなで、日曜日に1000円カット的なところへ行ったのだが、めちゃくちゃ混んでいて、ぎゃひーんってなってやめる。せっかく平日に働いていないのだから、平日に髪を切るべきなのだ、僕は。髪を切って、ビールでも飲むのがいいだろう、平日の昼間はね。早くさっぱりしたいものだ。
街の変化に敏感になるまでもなく、きな臭い商売をしている場所が増えてきたなと思う。商店街のゲームセンターの二階の扉には、「プライムショップ」と書かれており、下にチラシが貼り出されていて、おそらく催眠商法が行われているのだろう、老人たちが出入りする様子を、信号待ちをしながらよく見ていたものだったが、すぐになくなったかと思えば、今日また健康食品云々という幟が立っていた。同じ通りにも、別の商店街にも、同じように老人を集めてセミナーを開き、健康食品や健康器具を売るショーバイ(商売とは書きたくないものだ)をしているらしきところがある。いや正確には、あったと思ったらなくなって、なくなったと思ったらまたできている。リスクを回避しながら金を巻き上げる、あまりにも資本主義に適った人たち。彼らのような人間ではなくて、心底良かったと思う。
「So!スポ」を見ていたことによって、おすすめにNBAの動画が表示されていたから、気まぐれ再生してみた。その動画では戦術解説をしていて、これが超面白い。実際のバスケの試合を見ていても、スピードが速くて目まぐるしいから、よく分かっていなかったんだけど、つまりは人の問題と空間の問題であって、サッカーにも通じるところが多いのだなあと思った。それからというもの、ウイニングイレブンをしながら動画のことを思い出して、バスケ用語であるスクリーンなどを意識して選手とボールを動かすようになった。僕は、これで上手くなっているのか、強くなったのか、今一つ分からないままに、サッカーゲームをやりながら、脳内ではバスケをイメージしていた。
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