口を開く

ブログ「いらけれ」

まだ紅白を見ていない。なぜなら、まだ放送されていないからね!放送されても、ほとんど見ないんだけどね。

昨日は流れで書けなかったんだけど、渋谷らくごのポッドキャストで、創作大賞を獲得した笑福亭羽光さんの「ペラペラ王国」が配信されているので、ぜひ聞いてほしい。
改めて冷静に(なったつもりで)聞き直すと、構成とか言葉選びがこんなに素晴らしかったのかと、ビックリした。あの(暖房的な意味でも)"アツい"現場にいると、見えなくなってしまうところは、どうしてもあって。あそこにいたものとしては、終演後のホカホカの状態での裏話が聞けたのも、嬉しかった。
そうそう、少し前に、僕が書いた感想を読むと、ああこの人、一応ネタバレしないようにしてるんだなって思いませんか?いろいろ考えて書いてるのよ、一応。一応ね。

ありがたいことに(このブログは別にして)、書いたものを褒められることが増えてきて、でもその度に、なんだか狐につままれたような顔?だって分からなくて。僕を褒めるなんて。
自分にできることは、誰にでもできると思ってしまうし、これぐらいの文章なら、力を入れずに、いつでも、すぐ書けるよって感じだから、褒められていいのだろうかというか、真正面から受け取れないというか。自分に厳しいということだろうか?自信がないだけなのかもしれない。それか、自分自身に対して、料理は作れないけど舌は確かな美食家的な?そんなイメージがあるからなのかもしれない。
一方で、僕は僕の書いたものを読むと、「作者の気持ち」(実は、そんな問題は入試に出ないって、矢野利裕さんがここで書いていた)が分かりすぎるくらい分かって、主張にうんうんと同意しながら、「こいついいな」っていつでも思うんだ。おめでたいでしょ?
ともかく、もっとちゃんと好きなことを書いていこうと思う。それぐらいしか、できることもないし。楽器弾きたい人は楽器を弾けばいい、踊りたい人はどうぞ。僕は書きたい人として書く。それだけで暮らしていけたら、本当に最高なんだけどな。

好きだった女の子から、「女子高生は時間を移動できるって『時をかける少女』でも言ってたし」と言われたことを思い出したが、この発言に至った会話の流れを思い出せない。彼女がキラキラしていたことは覚えている。


毛玉 – 雨降りの午後に珈琲を

分岐点はいくつもある
SF小説のように

忘れていたCDの予約をした。これからの人生を好きなものとあるために、好きなものは応援しなければならない。そうでなければ、なくなってしまうからとか、そういうことでは全然なくて、ただ、このCDがあれば生きて行ける気がするからでもあって、できることならば、あなたにも一度、聞いてほしいなって思う。

ブログ「いらけれ」

Posted by 後藤