2019
手と手、影と影/GOMES THE HITMAN
寄せては還すような時の中で
思い思いの言葉を紡ぐことで
誰かしら誰か傷つけてゆくのなら
僕は黙っているよ
僕らしい新年の挨拶を考えていたら、いつの間にか深夜の二時になっていて、これはいかんということで思考を停止させた。僕の「いじらしいいじましさ」を、多くの人の目に触れてもらうことが一年の目標。ただ、そのためには手段を考えなければいけないし、このままのやり方というわけにもいかないだろう。負荷がかかるということを、どれだけポジティブに捉えられるだろうか。でも、すべては趣味で、やりたくてやっているということを忘れないように。
ああ、そういえば年末に『文化系トークラジオLife』の「文化系大忘年会」の回を聞いて、この曲を思い出していたんだ。各々が、勝手に、傷つかざるをえない現状は間違いなくあって、この時代に若いというのはあまりに苦しいのだろうし、僕は、少しだけ外側の言葉を知っていて、だからど真ん中にはいなくて、みんな苦しそうだなあと思いながら、何も言えずに黙ってしまっていた。
僕は悪くなかったとは思うけれど、良くもなかったのだろう。誰かを救いたいという漠然とした思いを実現し、誰かへの癒しを、誰かの心の中に結晶化するためには、傷を負わせるあらゆる可能性を引き受けなければならないはずで、一歩踏み込んで言葉を紡ぐ必要があって、傷つけることと癒すことは、実はそれほど遠くないはずだから。
だから僕は、これまでとは違う僕になろうと思う。今年もよろしくお願いします(とってつけたようだね)。
夢から覚めるような
そんな言葉を話せたなら
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