Know Better
いつの間にか風邪も治って、鼻水が出ることもなくなって、明日には面接があって、昨日はシブラクで、今日は仕事があるが、今はブログを書いている。新しい仕事も探さなくちゃいけないから、それもしようと思っている。アルバイトサイトを見ているときの僕の顔は死んでいる。未来を考えると暗くなる。今だってダメだっていうのに。今が真っ暗なとき、お先が真っ暗かどうか分かるのか?
とにかく、すべてを忘れるために、下らないアンケートに答えて、小銭を稼ぐ。月に3000円くらいにはなっている。だからAmazonで雑誌も買えるし、酒も買える。それはそれとしても、でも、時給に換算したら、悲しくなるのだろうな。誰かに憐れんでいてほしいと思う。誰にも、見向きもされないよりもマシだ。
昨日からの続きで、そして知る「東村山ラップ音頭」。へー、と思った。晋平太さんがここら辺に住んでいるのは知っていたけど(というか見かけたことあるけど)、こういう試みをやっていたとは。
ここは別に素晴らしい場所ではないけれど、もちろん悪いだけの場所でもなくて、日本中のすべての土地と同じように、そこそこ良いところもある。でも、少し他と違うところがあるとすれば、かつて日本中に知られたという記号性がある。何かをやるには、うってつけの場所なのかもしれないな、と思う。
幹線道路沿いの部屋には椅子が置かれている。その部屋は、私の脳内の都心へ伸びた線路の側の一軒家の中にあり、今は窓が開いている。その窓からは、3歳くらいの男の子と、おそらくそのお母さんが、楽しそうにこちらを見ていたのを、すごいスピードで通り過ぎた。瞬間に理解する。世界はループしている。私は座って、それを見た。その椅子は、都心へ伸びた線路の側の一軒家の中にある。ついに私の頭は、おかしくなってしまったようだった。幹線道路で死んでいた鳩が、忘れられなかった。頭のなかでは破裂音が、断続的に続いていた。
自分が30歳を超えるなんて思えないというか、その現実が一つも想像できないというのに、あと3年と少しなんて、本当に信じられない。ちょっとずつ前に進んでいるのは確かだから、本当に来るんだろう、その日も。自分みたいな人間が、それなりの長さをすでに生きていることが、それ自体がエラーみたいなものだ。間違い続けてきたように、間違い続けていき、間違えたまま30を迎え、恥ずかしい思いをするのだろう。それも信じられないね。
Forth Wanderers – Know Better
ディスカッション
コメント一覧
まだ、コメントがありません