「はい」と言って

ブログ「いらけれ」


TWICE “YES or YES” M/V

家に帰ってきて、じっくりと見た。歌い始める前に、まず語りから始めるの面白いな。こういうのって、なんか伝統があったりするのだろうか(聞いたことある気もするが)。そして、それが英語なのもグローバル対応って感じだ。あと、脇をパフパフしながら、足を外に跳ね上げるる振り付けも面白いし、かわいい。

ただ、総じてアルバム収録曲っぽいという印象(なんか聞いたことあるなあっていうか)。曲にはポテンシャルというものがあると思うわけですが、そこまでのものじゃない素材を、工夫して仕上げているって感じ。それを象徴するのが、このシンプルじゃない楽曲構成の、一番ユニークなMV3分40秒頃のパートだろう。「ブーン…」って音が、ずっと鳴っているわけだが(あと、2番?の頭も同じような音が鳴っているわけだが)、およそポップスとは思えないこの音色こそが、クリエイターの苦悩の跡(あるいは一番腕を振るったところ)なのかなと。

デビューアルバムのリード曲である「Like OOH-AHH」のYouTubeの公開日が2015年の10月19日、2016年の10月23日が「TT」、2017年の10月30日が「LIKEY」と、デビュー記念日あたりの楽曲が、彼女たちの歴史を象徴している気がしている。それも、とても分かりやすくね。

オーディション番組から出発して、見返してみると垢抜けない印象もある「Like OOH-AHH」から、アイドルグループとして成長して、「TT」で社会現象的な流行に成功して、そこから人気を確かなものにして、「LIKEY」で世界の市場も視野に入れた表現として、(個人的感想だが)一つの極に到達して、という。

じゃあ「YES or YES」がどうなのかってことは、皆様に、各々に考えてもらいたいわけだが、多分ハリウッド映画がそうであるように、アイディアが枯渇しているのは間違いないだろうと思う。やれることはやってきているわけで、ライバルグループにも色があるなかで、TWICEらしくて、かつ新しいイメージを打ち出すというのが、かなり難しいことは容易に想像できる。

それに、人々っていうのは移り気で、新しいもの好きだからさあ。新しい人、新しいグループなら、簡単にフレッシュさを獲得して、話題になることもできるだろうけどさあ。長く活動することって、やっぱりとっても大変なことなんだろうな。

日本でのリリースが、必ずしも大成功とは言えないなかで、次の活動(それは、もっと大規模な世界進出なのだろうか?)に向けて、グループとして難しいかじ取りを迫られていることは確かだ。いずれ来る終わりまで、ずっと見続ける覚悟ではいるけれど、それがいつで、どういった形で訪れるのか、またそれまでに、彼女たちのどんな姿を見られるのか、ファンとしては楽しんでいくしかないなと思う。

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Posted by 後藤