発狂
『ユリイカ2018年11月号 特集=K-POPスタディーズ』の執筆陣を見て、とても安心した。この世には、ちゃんと仕事をしている人がいるんだなって思って、書くべき人に書かせる人がいるんだなって思って。お金ないけど、買うしかないかな。
たまたまYouTubeのおすすめで、それまでスポーツの動画を見ていたから、「NANDA!?」の速い球の回が出てきて、それに伊良部が出ていた。伊良部のことを思い出して、それでWikipediaを読んで悲しくなった。動画で解説されている理論が、とても素晴らしかっただけに。そして、エイミー・ワインハウスのことも思った。才能があって、それによって人生を変えられてしまって、早世してしまった人。才能も、それで注目されることも、凡人にはないから、実相は何も分からないけれど。
借りていた『現代思想史入門』が読み終わんねー!うぉー!あと300ページ無理だー!うぉー!と土曜日の夜中に叫びながら読んで、眠くなったので寝て起きて、朝食をとって、NHK杯の谷川九段を横目に読んで、日当たりの良い窓際に移動して読んで、昼間からウイスキーを傾けながら読んで、読んでいたら読了したのでビックリした。内容はあまり覚えていない。
そんで、図書館へ移動する間で、粋な夜電波を聞いて、なんか元気が出る。菊地さんの打ち切りハイがやや移るように。黒幕こと長谷川Pも出てたし。「Hello, Goodbye」は名曲だなあ。本当は、この世にビートルズだけあればいいんじゃないだろうか、という気になる。あと、その時は知る由もないけれど、後に番組についてのフェイスブックとツイッターでの声明も読むし。
あとは、バッチリな仕事さえあれば完璧だーなんて思って、意気揚々と図書館に入って、刹那にどんよりする。大して内容を覚えていなかった『現代思想史入門』が、ここに来て効いてくる。現代思想史を回覧したつもりになって、それで、もう満足というか、本とか、どうでもよくなってしまって、一冊も選べない俺!!色あせて見える背表紙たちの前で、そのまま一時間。「最新ビデオの棚の前で2時間以上も立ちつくして何も借りれない」!うぉー!その気持ち分かるよー!
そうして夜が更けて、朝んなって、いろいろあって、応募していた企業から面接の連絡来て、履歴書も作らなくてはいけないのが今。焦るのってテンションアガるから、うぉー!って言いながらブログを書いている。
みんな、少しずつの後ろめたさを持って生きている。生まれたばかりの赤ん坊のように、一点の曇りもないなんて、そんなことはない。いけないことは、いけません。でも、一回の失敗を前面化して、切り捨ててしまうのならば、世界には、一人も大人がいなくなってしまう。そしてそれは、あなたも例外ではない。
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