見事に折れた心と、その再生

ブログ「いらけれ」

「どういうサイトならシェアしたくなるだろうか」と、よくよく考えたところで、デザインの勉強なんてしたことがないし分からないながらも、とりあえず数日前にサイトをいじって少しスッキリさせたのは、いつもブログを読んでいる御仁ならご存知のことと思うが、これは、このサイトを改善し、私を売り出すための橋頭保としようという壮大な計画のの第一歩なのである。
しかし。サーバーとドメインの権利が切れるまでの一か月の間に、目に見える数字が出なければ、更新しないかもしれないのだが。単年でも5000円かかるからなあ……無理かなあ。

素人取材系番組はそんなに見ないのだが、たまたまテレビをつけたままにしていたりして、そこに映る素人が「周りに恵まれていた」と自身の幸せを語る場面を見てしまったとき、この世界のどこかに必ずいる"周りに恵まれなかった人"のことを考えてしまう。家族や地元に恵まれなかったがために、苦しい暮らしを強いられている、あるいは、そうした暮らしから脱するための思考や術を持たない人たちのこと。
人間への環境の影響は強すぎる。私たちはなぜお互いが、ここまで個別的な環境に引き裂かれているのだろう。差をつけないために、生まれた子どもをすべて集めて、一括して育てる施設を作るべきだ、とまでは思わないけど、神はあまりにも露骨だなとは思う。

昨日よりマシな服装で外に出た。日差しが本当に夏みたいで、10月なのにおかしいのではないだろうか。ラジオを聞きながら歩く。ずっと考え事をしていたけど、書くべきことは一つも見つからなかった。
道路沿いにあったワークマン。以前に働いていた会社が、とても洗脳に近い自己啓発を導入していたことと、資格を持っていないチョウさんがフォークリフトを運転していたことを思い出した。あの会社、今もあるんだろうか。あるんだろうな。いろいろなものが、ギリギリから少しアウトに出ていた気がするけれど。悪習は終わっていてほしいけれど。
車道がとても広くて、歩道がとても狭い道から、川沿いの道へ出た。夕暮れの空を、電線から鳥が飛んでいった。韓国料理屋のおじさんが、店の中からそれを見ていた。子どもたちが団子になってサッカーをしていた。閉まった釣具屋が、時代から取り残されていた。


BUGY CRAXONE「ふぁいとSONG」Music Video

いろいろあったのは僕もそうで、だからってへこたれるわけにはいかないのさって強がりながら、この曲を聞いて泣いた。もう毎日のように泣いている気がする。運と運命は、すべて僕たち蚊帳の外で決まるから、頑張ることくらいしかできないし、友達と語り合うことくらいしかできない。だから、予定のある今日を、楽しもうと思う。

ブログ「いらけれ」

Posted by 後藤