「教え」を教えるということ

ブログ「いらけれ」

私たちが尊ぶべき人間の尊厳について……あるいは「汝の敵を愛せよ」という最も難しく、最も尊い教えについて……それは教えてはいけないし、教わってもいけないのである。なぜなら、「教えられたことを守る」、「教えられたから守る」というのでは、それは人間の尊厳を尊重することにはならず、ただ規則に従順であり、ルールを守っているだけの、違反にびくびくと怯える生徒に成り下がってしまうからだ。これらの教えは、自ずから湧き出るように思わなければならないし、心の底から信じなければならないのである。
しかし、教えるしかないし、教わるしかないのである。それは、私たちの内に生まれつきあるものではないからだ。それは、共同体の内に育まれた「教え」であり、それは、共同体の人々によって育まれた「教え」だからだ。つまり作られたものなのであって、実際は、奴隷やホロコーストといったあまりに酷い失敗を踏まえて、私たちが尊重することにした「合意」なのであり、私たちの後から来る人々には、なんらかの手段を通じて教えていくしかないのである。
私たちは、この最も難しい教えについて、次の人々に教えながら、しかし、教えられた人々が、教わったと思わないように、つまりその心の内に元からあったものだと確信できるように、その由来を消すような教え方をしなければならない……無理難題だと思われるだろう。確かに。だが、この企てを諦めてしまったら、共同体は形を無くし、散り散りになった人々の群が残ることになるだろう。

あー、真面目な人と思われそうだー。恥ずかしいー。ぼくは「WWEのグッズ欲しいのいっぱいあるなー」としか考えていない、頭の中にはそれしかないのにー。アスカの新しいTシャツ(背の日本語のフォント、なんとかならなかったんか)とか、エディのレトロTシャツ(かっこよすぎる……)とかー。でもいっちゃん欲しいのは、アンディスピューテッド・エラのTシャツと、ウーソズ(公式的にはウーソーズ?)の帽子で、これ、どっちもめっちゃかっこいいんだけど、どっちも日本の公式のオンラインショップにはなくて……「やりなおし!」って感じ!!


椅子の美学【WOWOWぷらすと】

最近見て、良かったのはこれですかねー。一応、もうすぐライターをやることになっていて(すぐやめるかもしれないけど)、自分の人生の未来について、もっと幅広く考えたほうがいいのだなーと思わされました。イスひとつとっても、そのデザインには、例えば作られた国の風土であるとか、デザイナーの思惑といったことが詰め込まれているのだ、という解説がすごい面白かったんです。僕のやりたいことって正にこういう深掘りで、文学や音楽といったレッドオーシャンじゃなくても、イスやこけしのようにどちらかと言えばマージナルな世界にも、やりたいことができるフィールドがあるのかもしれないなと。ただ、なんでもいいってわけじゃないだろうし、楽しくない分野もあるのだろうと思うし、自分が興味を持てる世界を探していく必要は感じました。

ブログ「いらけれ」

Posted by 後藤