体裁ばかり
※この日記は数日前に書き終えていましたが、今、文章を少し消しました。
僕は、たった1秒で思い付くようなことは、それだけの価値しかないと考えています。人間にできることは、少ししかありません。でも、少しはあると信じています。それは、一生かけて方法を考えながら、一生かけて動いて、そうやって初めて、なんとか実現できるかもしれないというような、遠くて時間のかかるもの、ではないでしょうか。とにかく僕はそう思うし、そう思って頑張ってみるつもりです。
生活のバランスは悪く、自分で自分をいじめているみたいで、瓶に砂をもっと詰めたいときのように、細胞の並びを整えるイメージで、体をとんとんと歩行する。選挙のことは、本当に考えたくないな。成熟を忘れた土地は、すっかり暑くなってしまって、心が萎びた僕のために世界は好転する。
まだ大丈夫だけど、太陽光がもっと強くなったら、この黒い靴が地獄に変わりそうで恐ろしい。どうしたもんかなあ、何かいい方法はないものだろうか。
まだ起きていない悪いことは、あまり考えないようにしようね、友よ。『大森望×豊崎由美 文学賞メッタ斬り!スペシャル(第161回予想編)』を聞きながら入った冷房の効いていない図書館で、『プレイ・マターズ 遊び心の哲学』を借りた。まったく知らないで、立ち読みだけで借りたけど、面白かったら良いな。
音楽に救われた日があって、文学に助けられた日々があって、浪費に癒される時があってもいい。暮らしは、上手くやらなくていい。よく分からないけど、それにしたって、100均で1000円使うのは間違ってるんじゃない?間違いじゃない人間なんて、どこにもいないか。
靴の中敷きだけが必要で、後はいらないものばかりだ。炭酸が抜けにくくなるポンプ付きの栓とか、冷蔵庫に入れておくと氷代わりになる石。便利なグッズ。しかし、便利グッズだらけの家が、貧乏臭く見えてしまうのは、なぜなんだろうね。
あと扇子を買った、暑かったから。靴のかかとに付ける滑り止めを買った、緩かったから。ライターを買った、もらったアロマキャンドルがあったから。
少なくなっていたウイスキーと、サワークリーム味のポテトチップス160gと、炭酸飲料3本と、久しぶりのミルクレープを買う。いわゆる"自分へのご褒美"という奴だが、褒めていいような仕事はしていないだろう。アルコールと脂肪分と糖分。快楽というのは、なんて単純なんだろう。
痩せるわけがない僕は、それでも、「そういえば炭酸抜け防止栓ほしいな」って思った100円ショップにはなくて、計四つの100均を巡ったりしていたから、1万4000歩も歩いていたのだ。身体の細胞は、整列しただろうかね。
Theピーズ『絵描き』
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