僕文学

ブログ「いらけれ」

承前)それでどうなったかという、なによりもまず優先すべき重要なことを書いていなかった。速攻で電話が来て、まさかの二次面接のお誘いという。えええ。しかも、それを快諾してしまうという。ええええええ。さらには楽天で、その会社の書籍を購入してしまうという(もうお前はダメだよ)。
断るつもりだったし、断ろうとも思ったのだけれど、電話で面接に来てと言われたら、よく分からない内に「はい」と言っていたし、よく分からない内に本も買っていた。本当に自分がよく分からない。というか、受かったら入社するのか?それも分からない。交通費だってかかるのに、なぜまた嫌な思いをしにいくの?それも分からない。自分が馬鹿すぎてもう、どうしようもない。(END)

早くも六時半には夕食を済ませた僕は、久しぶりに、この時間に散歩に出かける。ドアを開けると、冷たい空気を顔で感じた。ゆっくりと巨大な墓地へと向かう。頭の中は、煩わしいことばかりで占められている。これからどうなるのだろうか。夜空には、星と三日月が煌々と輝く。墓地の入り口。階段を上ると、明かりの無い道はもう真っ暗になっていて、ああ、この季節が来たんだなと思う。僕が一番好きな季節が。墓地の外の、家々の明かりと、たびたび通過する電車と、すれ違った一台の自転車のライトだけが光で、それ以外は闇だった。その数十分だけ心が落ち着いて、人が死んだら埋まる場所で、僕は生き返った。生き返ったところで、人生は真っ暗で、今度は本当に生き返ることのない死を、と思う。

ちょ、ちょっとー、来週の金曜日まで、アンケートやイベントや面接や仕事で予定が埋まってしまっているじゃないすかあー。あー、借りた本一行も読んでないし、買った本も一行も読んでないし、ブログのストックはないし、お金もないしー。あー誰か、時間とお金のどちらかとは言いません、その両方をください。


The Magic Gang – Getting Along (Reading + Leeds 2018)

それで、あまりにもストレスっていうんですか?それがヒドイので、これを一緒に歌っている(適当な歌詞で。ざあどわなふぉーるあすりーぷ)。この動画を見るまで、この曲がこんなに盛り上がれて、こんなに歌える曲だと思っていなかったよ。歌える曲だと思うようになってからは、もうどこでも、かかると道でも、踊り歌ってしまうよ。みんなも、これで踊って、歌いましょう。

ブログ「いらけれ」

Posted by 後藤