意志しなければ石
意志することがなければ、人間だって、ただの石と変わらない。
来月の頭あたりに、珍しく、それもどうしてか分からないわけですが、なんとなく流れで、旅行する予定が入っていまして、なので、このブログをお休みするかもしれません、数日間くらい。僕が頑張ることができれば、もしかしたら、お休みしないかもしれません。旅行先は群馬で、もしかしたら皆さんにも、お土産話の一つもできるかもしれません。しないかもしれません。
「みんなコピペライターに対して悪口を言うけれども、コピペライターだって人なんですよ?コピペライターだって傷んですよ!コピペライターの気持ちも考えてください。」というのは冗談で、僕も、僕も含めてなくなって、いなくなってしまえばいいと思ったし、だから辞めた。
仰ぎ見るテレビの中のプロレスラーたちにも、それぞれのリアルライフがあるということを知ったのは、いつのことだっただろうか。幼い僕にとっては、そこで行われていることのすべてがリアルだったし、悪者は悪者で、ヒーローはヒーローだった。その頃とても幸せで、とても熱中していたことを覚えている。
でも、年を取って、純粋さなんてなくして、裏側も知って、それでも彼らを尊敬している今も、そんなに悪くないと思っているよ。大人になったということだろう。でも、大人になっても僕は、まだ子どもでもあるんだよ。だからさロマン、君がヒーローとして戻ってくることを信じているよ。
午前2時の道は真っ暗だった。この先に海があるという情報と、頼りないカーナビだけで、レンタカーは速度を保つ。運転免許証のない僕は、車内の雰囲気作りを役割として引き受けた。初めに話していた話は、すぐにどこかにいってしまった。ただ音として、Bluetoothでipodとつながったスピーカーから流れる曲。イントロ当てクイズが始まった。数時間それだけやっていた。正解数を競うわけでもないし、正解したからといって何があるわけではない。ただ楽しさは充満して僕は、『プレーンソング』のラストを思い出した。何も話していないように僕たちは話していたし、誰が話したことも、誰が話してもよかった。ただ会話があって、空間があった。
頑張って忘れたいことも、でも、忘れようと頑張ることはできないし、忘れようとするときには思い出してしまっているわけだから、記憶は、努力して消せるものではなくて、忘れるべきことでさえも、頭に残り続けてしまう人間というのは、面白い存在だなと思った。
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