書きえないものを、書くということから(3)
※書きえないものを、書くということから はやくも第三回だぜ!次回あたりから方向性を変えていこうかなと考え中。
保坂和志の『未明の闘争』の冒頭はこんなふうに始まる。以下引用。
西武百貨店の手前にある「ビックリガードの五叉路」と呼ばれているところで、私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。
どのように書いてもいいのだ。読む者を”喚起”さえすれば。
読む者の中に生成されたものは、書かれてはいない。しかし、書かれていたからこそ生成された。
読む者を”喚起”する……そのように書くにはどうすればいいか。
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