蛇足

ブログ「いらけれ」

砂煙をあげて消えたい。「こんなの誰が読むんじゃ」と思いながら書くのが辛い。「そういう0か1かみたいな~パソコンの使いすぎなのではないでしょうか」という文章は、コンピューターが二進数を使っていることにかけているわけだが、読む人が分かってくれてるのだろうか、と考えるのがストレス。そこで登場するのがGABA。すごい宣伝感、まるで青汁のCMだ。「しじみ習慣」のCMは箍が外れている。「しじみチャンス」って何だよと見るたびに思う。

ストレスに効くとかリラックスできるとか、そういった効果を信じているわけではない。むしろ疑っている。しかし、溺れる者は藁をもつかむ。そうやって騙されていく。騙されたい。偽薬効果を期待するというねじれ現象。部屋にゴミが増え続けている。朝になっても眠れない。綺麗な部屋でぐっすり眠りたい。どこかがおかしくなっている。お菓子食って太る。

金を使いたい。金を使うしかない。ストレス共々消費したい。グレイソン・ペリー『男らしさの終焉』を買うために国分寺に行った。ネットで買ってもよかったが、早く手に入れたい理由があった。その理由はいずれ書くだろう。気長に待っていてほしい。とにかく国分寺に行ったがなかった。あれだけ棚があったのに。何を置いているのだろう。この辺りが折り返し地点だ。大きなコーンが置かれている。競歩の選手が来ては去っていく。

それで西国分寺まで行った。毎日毎日、アンケートに答えては数円を貯めているというのに。矛盾は分かっている。駅前のビルのエスカレーターを上がったところにあるBOOKS隆文堂にはあった。なんとなく良い品ぞろえだなと思った。本屋の好き嫌いってあるよね。僕が好きなのは、欲しいと思っていた本と、知らなかったけれど良さげで、欲しくなる本が並んでいる本屋。既知とも未知とも遭遇したい。

愚かしいのは生まれつきだから諦めている。こういう風に明日も語る。未読の本が積まれていく。気を抜けば、『男らしさの終焉』もその中の一つになってしまう。読む必要がある。がある。ガールではなく、かといってボーイでもなく、もう僕という一人称を使うのはやめる。「あそこん家のピザ食うのはもうやめる」。今死んだら困る。私によってあつらえられた図書館がある。時間が欲しい。時間があったら本当に読むのだろうか。急激に増えたアクセス数で、中邑真輔が「スッキリ」に出たことを知る。どこかに行ったGABAの話は明日する。あなたは明日も読んでくれる?

ブログ「いらけれ」

Posted by 後藤