映画を語る言葉/『ROOM237』/『野火』を観て

映画について書くのは難しい、たかが感想でも。

『ROOM237』という映画を観た。これが大変面白かった。
この映画は、キューブリック監督作『シャイニング』について、様々な人が語る作品だ。画面に映るのはほとんど『シャイニング』の映像で、それを止めたり、寄ったり、逆再生したりしながら、映画に込められたメッセージを、『シャイニング』それ自体を読み解こうとしていく。

はっきり言ってしまえば、ほぼ全てが妄言に思える。ぶっ飛んだ自説ばかりだ。

しかし、映画について語ることの本質を描いているように思う。出てくる人はみな、確かに映っているものから発想している。だから、絶対に違うとは言えない、それはもしキューブリックが否定しようともそうだ、そう見えてしまった人がいたというのは事実だからだ。

映画について語るのは、だから難しい。
人は自分が観たいように観て、自分が語りたいことに結びつけて語ってしまうものだからだ。
私は、それをしたくないと思う。でも、何か言いたいとも思う。

昨日塚本晋也監督作『野火』を観た。
私が見終わって最初に感じたのは、「これを作った人たち、みんな尊敬するな」ということだった。
簡単に「面白かった」と表現できない、ただ観て良かったと思った。
まだ観てない人は観に行ってほしいと思う。

映画・映画・映画!

楽天レンタルというDVD宅配レンタルサービスで、レンタル料無料(送料のみ)クーポン+割引クーポンが使えて、非常に安く映画が借りられたので、9本も借りてずっと観ていました。それぞれの9本が、それぞれ面白かったのでコメントしつつ紹介します。

『マン・オン・ワイヤー』
綱渡りを成功させるまでのドキュメンタリー。それでいて犯罪を犯すドキドキの面白さもある。

『ボウリング・フォー・コロンバイン』
マイケル・ムーア監督。分かりやすい主張と確かな意図で作られている。見て損はなし。

『シャイニング』
キューブリック節。ジャック・ニコルソン、有名な顔、トゥーマッチ感。最後は笑ってしまった。

『ROOM237』
からの、シャイニングを語る人々の映画。というか、ほとんどシャイニングの画しか映っていないので、シャイニングを語る言葉の映画。これについては、一本書く予定。

『オールド・ボーイ 』
ざらざらした傑作。全部は成功していないと思うけれど、成功している部分の凄みでお釣りがくる。

『櫻の園』
一方、こちらは完成度が高い傑作。リメイク版ではないですよ。言葉づかいがどうしても古く感じるけれど、そこも良さにつながっている。見てから日映シネマガ「櫻の園」篇を聞いてほしい。

『セブン』
胸糞、後味が悪い。犯人役をやっている、ある俳優の演技の素晴らしさ。 傑作(好きじゃないけど)。

『レボリューショナリー・ロード 燃え尽きるまで』

これもかなりの演技合戦。

『イグジット・スルー・ザ・ギフトショップ』

見方の階層がたくさんある。ゆえに、映画評を見聞きする楽しみも大きい。違法な動画だけど、伊集院光だとか宇多丸だとか、いろいろな考え方を聞くのもいい。

マッドマックスの熱は続く。

はい、ドン!!

「What a lovely day!」

いやー、マッドマックス熱が冷めません。
友人が入手してくれたパンフ(劇場では売り切れでした)を、読んでました。このパンフはほんと必読ですな。

シリーズ三部作も全部見ました。1は普通に、2はヒャッホー、3は……。
しかし、どれも怒りのデスロードにつながる部分がたくさんあるので、新作が好きな人は楽しめると思います!

今後 観たい 映画

映画を観る、それも映画館で観るようになったのは昨年からだ。
それまでは金曜ロードショーでジブリやピクサーを観るくらいだった。
ときどき思いついたように映画専門チャンネルで古典を勉強として観ていた。

きっかけが無かっただけなのだ。色んなことがきっかけに左右されている。

行くようになったきっかけは「WOWOWぷらすと」。
これはWOWOWがやっているネット番組で、よく映画がテーマになっている。
そこで話されていることを、もっと分かるようになりたいと思った。
話題になっている映画を観ておきたいと思った。

そういえば、今週金曜のぷらすとのテーマはマッドマックスですね。面白くなりそうです。

テレビで観るのではなく、映画館で映画を観るということ。映画体験、その楽しみ。
それを知ったことがとても幸せだ。
だから、きっかけには感謝している。色んなことがきっかけに左右されている。

これからも映画的教養を高めつつ、現在の映画をウォッチしていきたい。

「シネマハスラー」改め「ムービーウォッチメン」は観ずに聴いていました。
今では、先に観ていることも増えて、それが新たな楽しみです。

そんな奴が今後観たい映画をなんとなく挙げてみる。

『アベンジャーズ/エイジ・オブ・ウルトロン』 公式サイト

前作も楽しかった。ヒーローわちゃわちゃ。
他のシリーズ作、連なる作品はまだ未見。これから勉強いたします。

『フレンチアルプスで起きたこと』 公式サイト

各所で話題に。夫婦すれ違い系映画(そんなのない)も好み。
『セバスチャン・サルガド/地球へのラブレター』 公式サイト

ぷらすとで名前が出ていた。
ヴィム・ヴェンダース!(声に出して言いたい名前)

『進撃の巨人 ATTACK ON TITAN』 公式サイト

マンガもアニメも、みてないけれど。
樋口真嗣監督、町山智浩脚本で、さあどうなるか。

『Dearダニー 君へのうた』 公式サイト

これもぷらすとで。
ジョン・レノンからの手紙がストーリーの始まりっていうのが気になる。

楽しみいろいろだ。またあの上映前のワクワクを感じたい。観られるように生きる。