ブログ「いらけれ」

もう2019という数字の並びや、メディアに溢れる「あけましておめでとうございます」という挨拶や、いつもとは違う街の雰囲気には慣れた?僕は慣れるどころか、2018年のこちら側から声を送っているよ。思ったことをこうして、文字にして固定すると、時空を超えることができるから面白いよね、なんつって、時間があるときに書き溜めていることを誤魔化そうとしてんの。えーっと、お正月らしい話は、あさってくらいからになります。こうやって、少しずれた話題が届くって、手紙みたいで面白いよね。うん、また誤魔化そうとした。

線路を渡った向こうに、新しいマンションが本当にできている。歩いているときに遠くからその姿が見えて、なんだか感動した。新しさを誇るかのように、取り付けられている管の銀がピカピカだ。更地から工事して、見上げないといけないほどの高さまでの建物を作るということに対して、すごいなあと思う。工事に携わった人にとっても、作り始めたころは気が遠くなるほどだったはずだけど、一度できてしまうと、以前そこに何があったかを忘れさせるくらいの当たり前感で、存在するようになる。目に見える大きいものは強い、大仏とか。

『菊地成孔の粋な夜電波』が最終回を迎え、それを僕はリアルタイムで聞いて、胸がいっぱいになっている。番組について、「聞いてないなんて人生を損している」とまで話したことがある僕だ、録音ながらスーパーヘビー級、第一回から最終回まで逃さず聞いたことが、終わってしまった今、とても誇りに思える。
番組の思い出や何かは、番組ツイッターがリツイートしていたリスナーたちの投稿の方が、僕よりもずっとよく覚えていて、僕よりもずっと上手く伝えられる、伝えられていると思うので、細かくは書いたりしないけれど、大学生のころからだから、人生の大事な時期を共に過ごしてきて、人生の一部分に、欠かせないパーツになっていたわけで、仕事を辞めてどん底のときもそこにあって。
面白いとか楽しいとか、そういうのはもちろん、もっと大切な、僕を癒すものだったから、ある時期からこちらの人生を思い出すと、番組に救われてきたことが分かってしまうくらいだから、明日からどう生きるのかとか、難しい顔をして考えてしまう。


謙遜ラヴァーズ feat.山本真由美「Keep Rolling」

でも、これからも僕の側には”常に”音楽があって、だからきっと大丈夫だと思っている。いや、大丈夫だと言い切るよ。あなたの側にも、何かで苦しむ誰かの側にも、音楽がありますように。