ブログ「いらけれ」

寒い世界から帰ってきて、外出時から、家で作って食べようと楽しみにしていた味噌汁をこぼして、ずっと香ばしい匂いのしている部屋から、こんにちは。みなさま、ごきげんは、いかがですかな?
わたくしは、全っ然人生が上手いこといかなくて、お分かりの通りダメで、それを象徴するかのように、auスマートパスで将棋ウォーズの配信が終わるという。これまで何千局と、指し放題を利用して、対局を重ねて来たというのにだよ。なんかもう、将棋自体を指す気がなくなってしまったよ。あーもう、スマートパスやめるぞ……っていけないいけない、愚痴になってしまった。
気を取り直して、今日も、創作された実話で、あなたの一瞬を少しだけ彩るために。それでは参りましょう。

すべては有機的につながっているが、個人の記憶は、確かな不確かさでもって、僕を驚かせてやまない。昨日だって僕は、あったことを書いたはずなのに、工場と商業ビルの位置は逆だったし、ハーレーダビッドソンを売っている店だって、壁に大きくロゴがあって、強烈なインパクトだったのに、書くのを忘れていた。そう、だから僕は、昨日と同じところへ行ったのだ。
それで今日は、大きな道から逸れて、別のルートで帰るつもりで右に行って、道なりに歩いていたら全然知っているところに出なくて、グーグルマップで確認したら、地図の左側の思いもよらない現在地が表示されていた。軌道修正するために、慌てて右に曲がったら元のルートに戻っていたのだが、そのことに、「あれ、あの大きなアップルの看板見覚えあるな」って、そこで初めて気が付いたのだから、これはつまり、記憶の不確かさの話ではなくて、ある男がポンコツだって話だ。

この前のことがあって、「Mリーグ」を本格的に見始めたら面白くって、困っている。上手い人が打つと、ドラマのない局がないものなのだなあ。裏ドラというルールについて、真剣に考えたりしてしまうよ。これにより、僕の休日の時間が、大幅に使われることになっている。プレイヤーたちの、それまでのスタッツが出るのも、スポーツ番組のようで楽しくて、演出も派手過ぎないし、これまで見てこなかったのを後悔している。あとは、選手たちが解説者となって、今週あった対局を、牌譜を使って振り返る番組とかあったら最高だ。囲碁将棋や釣りのように、CSにチャンネルができたらいいのにとまで、思ってしまっているんだ。
でも、単純な一対一ではなくて、4者がかかわる麻雀って、だいたいの決勝戦で複雑な気持ちになるんだよなあ。絶対に追いつけない最下位にいる人の選択が、優勝者を決めてしまったりということがあってね。もちろん、目無しが左右しないようにという慣習は知っているのだが、左右しないように、と振る舞っても、絶対に何かしらの影響は与えてしまうわけでね。これは、解決されていない問題としてずっとあって、「麻雀の目無し問題」として、ウィキペディアに詳しい。あと、平均打点が高い「打点王」の選手が表彰されるのならば、跳満以上のあがり回数が多い人をホームラン王とか、放銃が少ない人を最優秀防御率とかって、賞を作っても面白いのかなって思った。そもそも麻雀って、単純に平均打点が高いから良いかっていうと、そういう訳でもないはずだから。あがる手数を増やすために、鳴きを増やすと、平均打点が……もう、長いこの話!あと、まだまだ長くなる!やめやめ~!


PAR-019 科學麵 EP

※洪申豪さんのやっているレーベルの、ユーチューブアカウントにアップされていて、普通に良かったから、ボーナストラックとして、みんなにプレゼントするよ。ありがたく思えよ(冗談だよ)。