終演後のステージ
さよなら渋谷公会堂
ひと夏の思い出をありがとう
現場からは以上です。
8.2 渋谷公会堂
映画を語る言葉/『ROOM237』/『野火』を観て
映画について書くのは難しい、たかが感想でも。
『ROOM237』という映画を観た。これが大変面白かった。
この映画は、キューブリック監督作『シャイニング』について、様々な人が語る作品だ。画面に映るのはほとんど『シャイニング』の映像で、それを止めたり、寄ったり、逆再生したりしながら、映画に込められたメッセージを、『シャイニング』それ自体を読み解こうとしていく。
はっきり言ってしまえば、ほぼ全てが妄言に思える。ぶっ飛んだ自説ばかりだ。
しかし、映画について語ることの本質を描いているように思う。出てくる人はみな、確かに映っているものから発想している。だから、絶対に違うとは言えない、それはもしキューブリックが否定しようともそうだ、そう見えてしまった人がいたというのは事実だからだ。
映画について語るのは、だから難しい。
人は自分が観たいように観て、自分が語りたいことに結びつけて語ってしまうものだからだ。
私は、それをしたくないと思う。でも、何か言いたいとも思う。
昨日塚本晋也監督作『野火』を観た。
私が見終わって最初に感じたのは、「これを作った人たち、みんな尊敬するな」ということだった。
簡単に「面白かった」と表現できない、ただ観て良かったと思った。
まだ観てない人は観に行ってほしいと思う。
8/1
『進撃の巨人』『野火』を観てきた。
『進撃の巨人』は楽しんだ。『野火』には心を動かされた。
『野火』について書きたいのだけれど、とても難しい、簡単に「面白かった」と言えない。
ただ、まだ観てない人には、ぜひ劇場に足を運んでほしい。
明日は大東京ポッド許可局。一人で密航するので、ちょっと緊張している。でも、とても楽しみだ。