私の好きな小説を書く小説家が、よく小説についてホーリズム的なことを言うんですが。(ホーリズム – Wikipedia)
こういうの、芸術家にとってはありがたい考え方だと思うんすけど、どうかなあ~と思う自分もいて。
切っていくような分析的な視点では捉えられないものがある、それを大半の批評家は分かってない。……これ、オカルトじゃんっていう。
だから、なんていうか言ってることに納得?共感?あるいは説得されつつも、騙されてんじゃないかとも思うんです。
もし、受け手側が「分析できない、けれど良い」と自発的に言いたくなるようなものが作れたら、それが最高なのかなあって思ったり。
とにかく、全体と細部の関係についてはまだ考える余地が少なからずある、なので、簡単に言いきらずに/言い切る言説に満足せずに、考え続けていきたいっす。