涼しくて、歩くのにはいい季節になった。長い距離を歩く趣味があるから、うれしい。
もう10キロくらい歩いていて、夕方になっていて、巨大な霊園にそった長い真っすぐの道を通って帰る。
もう少し寒さが進むと、顔が本当に冷たくて、体が辛くて、人通りが少なくて、お墓の向こうの夕焼けが本当に綺麗で良いが、今日はまだそこまでじゃなかった。
しょうもないセンチメンタルな気分と分かっていても、ポッドキャストから音楽に変えて、ランダム再生で「歓喜のうた」が流れてきたりすると、本当に泣きそうになる。
ちょっとだけ、本当にちょっとだけだけど、心がほどけるようだ。だから、明日も頑張らなければ。