ブログ「いらけれ」

「少し前から始まっていたことだけどサー、国民的なものがどんどん終わっていってて、ついにはスマップかって感じだよな……もちろん、解散理由は事務所との問題なんだろうけどネ。」

「あべま?ってあるじゃんほら社長の趣味が反映されて、マージャンとかヒップホップとかやってる。あれ見たら麻雀団体の対抗戦やってて。これ結構歴史的なことだと思うんだけど、番組の作りが雑で、現場のオペレーションがなってない感じだった。何が言いたいかというと、結構なコンテンツでも、ネットの片隅なんだなと思ったんヨ。」

「もともと特別なオンリーワンって言われるまでもなくなんだけどネ。一応”わたしたち”ってあったはずだけど、そいうの壊れちゃってんなあってサ。わたしたちは、実はあまりにバラバラだったという真実があり、そしてそのバラバラで小さな世界が、よくしらないうちに乱立してて。隣の人とも全然違う暮らしなんだナ。」

「2016年は、一方でSMAPが終わり、アベマTVが始まり、オリンピックで日本が最多のメダルをとった年……カァ。」

ブログ「いらけれ」

とくにないよね第三回―後半

仕事終わりに有楽町の映画館へ向かう。その道の途中に東京駅があって、それはそれは華やかだ。
周りの高いビルには電気が灯っていて、たくさんの働いている人の存在を思い起こさせる。
スマホから、好きな曲がながれてくる。

ここから逃げ出してしまいたい そういう衝動

だけど なぜだか今 その声は出ない

髭/ツァラストラ

現代日本に住んでいることを含め、自分の環境は恵まれている。という前提がある。なのに、なぜこんな思いをしてるのか(惨めな頭にゃけち臭い夢!)。
苦しみから解放されるためには、やりたいことをやっていると、あるいは近づいていると思えなければならない。そのためには、死ぬ思いをして、現状からジャンプしなければならない。

もっとも、そんなもん当たり前に覚悟決めてけって話ではある。だって、この人生の、この感じは、この人生でしか味わえないのだから。

不平や不満をためて、それを発射台にして、あの通り魔事件を起こした人にならないように、あくまでも笑えるように。

火花のように弾けて 燃え尽きていく者

生き急ぎたいなら 生き急げば良いのさ

髭/ツァラストラ

ブログ「いらけれ」

とくにないよね第一回

色んな人と、「全てはクソである。何で生きてるか分からないから死んでもいい。死んでもいいような人生だから、嫌なことはしたくない」ということに頷き合ってきたけれど、そもそも死んでもいいなんてみんな本当には思ってなくて、だから、これは嘘だ。凄まじい妥協が証左だ。

惨めになっていく生を、それでも死んでいいなんて思えない時。宗教を考えなければならないのかもしれない。