ブログ「いらけれ」

わずかな言葉と
傷だらけの希望を
今日のためだけに
ずっと
抱えて歩いてきた

PERIDOTS/「My Mind Wanders」

『海よりもまだ深く』を観たり、渋谷らくごにいったり(クレジットカードのキャンペーンにつかまって、言われるがまま作ろうとするも、審査で落ちたり)、やらねばならぬ用事や用意、準備の合間に色々していた。だから、書きたいことはいっぱいあるけど、それどころじゃないんだ。

子どもの頃や、学生時代に褒められたことを命綱にして、一年なんとか生きてみて、自分じゃ信じられないけど、見所があると思ってもらって、働き始めることになった。……確かに、あのアドバイス、あの助言のいう通りになった。落ち着くべきところに落ち着いたというべきか。それは、とても幸せなことだ。まあ、すぐ首になるかもしれないが。

とにかく、一番大きいのは、覚悟を決められたこと。「だめならしょうがない」と思えた。だから、首になっても”しょうがない”。生きるだけだ。開き直ったところから、わかることも多くて、こういった経験は、これからの人生に役立つと思う。

過ごす時間のただなかでは、ただ、途方に暮れていた一年だった。ただし与えてくれたチャンスには感謝(神は冷たい傍観者)。

渋谷らくごの喜多八師匠の高座に全部行けたのは、この一年、時間があったからだ(全部に”なってしまった”のは、とても残念。ときどき喜多八師匠のことを思い出す。その度に、もう目の前で聴くことはできないのかと、悲しくなる)。ラジオをすごい聴いたのも、時間があったからだ。将棋が少し強くなったのも(ウォーズで二段になりました)、友達に誘われたときに遊べたのも。

友達にはまだ言えていない。軌道に乗ったら、おごりで(今までおごってくれたり、ありがとう!)、ゴトウ会を開こうと思っている。それを、楽しみにしている。

ブログは、誰も読んでなくても、悩んで書いてこれた。まとまった文章も書けた。
また何か書きたくなったら書きます。

いつか、ああなろうと思ったものから、かけ離れて、
今は、僕でいれるようにって、本当に思うんだ。

中村一義/「いつか」

ブログ「いらけれ」

仕事で大事だって言われたから、部屋を片付けたい。片付けには、まったく心が輝かない。

『パルプ』探したけど、本屋に売ってない。ネット通販もだめ。早く手に入れたいのに。

本屋からの帰り道、図書館で本を借りる。……なんでそうなるの?読みかけの『カンバセーション・ピース』は?

友達を飲みに誘いたい、気がする。

やりたくなかった勉強を、この歳になってやるとはなあ。でも、勉強の対象を分解する楽しみが分かってきたから、昔よりは大丈夫。コツは、観察すること!

あとは、スワローズ勝った、シブラクどうしよっかなーとか。

ブログ「いらけれ」

どうでもいいんですけど、どうなんすかねえ。

いや、『Fake』についてとか、全然書ききれてないんですけど(映画について書くというのは、そもそもそういうものだけど)、あのおかしみは、ぜひ体験してほしい。ぜったい笑って”しまう”から。笑わそうなんて、思ってない人が写っているのにね。

と、いうわけで、一応脱ニートしました。やったね!!
受かったことの嬉しさを消すくらいの、プレッシャー。褒められて、買いかぶられていると思った……。
とにかく首にならないよう、がんばるしかないなあ。

あたりまえだけど、未来はいまだ不透明で、もちろん不安だけど、俺に求められているのは、それにワクワクすることみたいなので、ワクワクしている。

どんなことも 胸が裂けるほど苦しい
夜が来ても すべて憶えているだろ
声を上げて 飛び上がるほどに嬉しい
そんな日々が これから起こるはずだろ

 

星野源/「フィルム」

ワクワク。

夏に備えて扇子を注文しました。木村一基先生の「百折不撓」と揮毫されたものを。
なにがあっても、めげないぞ!という決意をこめて。

ブログ「いらけれ」

嘘はいけない。でも、嘘をついたことのないひとはいない。
善と悪は、きっぱり分けられるものではない。でも、分けてしまいがちだ。
メディアのいう事は全て本当という訳ではない。でも、鵜呑みにしてしまう事がある。
そういった事は、知っているはずなのだ。私もあなたも。頭では理解しているつもりなのに……。

そして、佐村河内守氏の騒動も、知っているはずだ。”その一部を”。

何が『Fake』なのか。むしろ何がFakeではないのか。ほとんどがFakeなのではないか?

あなたにFakeはないと言い切れますか?
この映像の連なりをどう思いますか?
疑いましたか?信じますか?

そんな映画だった(と私は思った?)。