ブログ「いらけれ」

歩いてる、踏切の前まできた、かんかんかん、歩みを止める……開かない。
電車の多い時間にあたってしまったらしい、あと駅の近くだからか、左が行けば、右が来る、右が行けば、左が来る、考え事でもしよう……

もし、世界がもっと便利になって。すべての電車が高架橋を通るようになって。踏切を待つ時間がなくなったら、とってもさみしい。
ふいに訪れる待たされる時間。ある人にとっては無駄としか思えない時間。あるいは、何とも贅沢な時間。
タスク管理、スケジュール管理の必要性を叫ぶ声がかまびすしい現代で、こんな発言は無視されてしまうのだろうか。
思い通りにならないことは、重要だと思う。そうやって何かを強制されることが、つくるものがあるはずだから。

ブログ「いらけれ」

※書きえないものを、書くということから 早くもねたが尽きた……という訳ではありません。

では、いかにして書くのか。書くことによってでは書けないものを書く方法……。
とにかく、書き進めてみよう。最もいけないのは書かないことだから。書かれなければ、何もない。文字通り。

ブログ「いらけれ」

ただの未来がこれほど愛おしいのか
教えておくれ
おれは今何を云おう
教えておくれ
どんな面をしてせめて裏切らないと
云わせておくれ
それだけは途切れぬよう

GRAPEVINE/「無心の歌」
http://j-lyric.net/artist/a00280a/l02ca5a.html

今日は『愚かな者の語ること』から。この前『Lifetime』について書きましたが([HOPE]と胸に、書かれたTシャツ)、続けて、今さら聴いたんですよね。このアルバムの一曲目なわけですが、もう若くはない大メジャーではないロックバンドの、ある宣言の歌として、勝手に解釈しました。

二つを続けて聴くと、その変わり様に驚きます。まるで別のバンドのような。どちらのアルバムも好きですが、『愚かな者の語ること』には、辞めずに続けてきたバンドの強さを感じますし、何より、そういった楽しみ方もできるのは、キャリアを積んできたからこそですよね。

しかし『愚かな者の語ること』ってアルバムタイトル、素晴らしすぎです!!好きだなぁ。このブログも『愚かな者の語ること』として、読んでいただければと思います。

ブログ「いらけれ」



「東京ポッド許可局」はポッドキャスト時代の終わり位からずっと聞いてきましたが、大東京ポッド許可局には初参加です。楽しみ!!

最新の放送回は『スケボー論』。教えることについての話であり、フィジカル、身体性をめぐる話であり。ぼんやり駄話でありという(笑)。今まで忌避していたことをやってみる。からだの思いどおりにならなさ、ままならなさを思い知る。そしてそこに面白さがある。実は、色んなことに通じる話ですよね。

「忘れ得ぬ人々」「エンディング」もぜひ。「忘れ得ぬ人々」は面白いですよ~。以下、公式ホームページの説明文を引用します。

「ふとしたとき、どうしているのかな?と気になってしまう。
自分の中に爪跡を残している。でも、連絡をとったり会おうとは思わない。
そんな、あなたの「忘れ得ぬ人」を教えて下さい。」

東京ポッド許可局 公式ホームページ

他のラジオにない味わいがあって、聴いていると頭にイメージが浮かぶ、そして残る。そんなコーナーです。
しかし、「セッション」は見に行かないとなぁ。……などと、言っているうちに上映が終わっているのがいつものパターンなのですが。