ブログ「いらけれ」

今月も行ってまいりました「渋谷らくご」。”も”ってのは、始まってから毎月行っているからっす。最初は動員に苦労してましたが、着実にお客さんも増えてきてて、より魅力的になってきたシブラク。出てる人みんな良いし、空間も良いし、ホントいい。

シブラク初回で柳家喜多八師匠のお直しをみて(きいて)うたれて、それ以来、シブラクでの喜多八師匠の高座はフルコンプしています。だから今日も行ったわけですが。

シブラクには、落語に触れる機会を、好きになる契機をもらったので、感謝の念。これからも追いかける!
もう片方で、寄席や他の落語会にも行きたいなっ!と思う。
好きな噺家さんも増えた。 いろんなネタを、噺家さんを、高座をみて、自分でも落語について、ちょっとは何か、その魅力を伝えられるようになりたいので。

感想的なものを書こうかなぁとも思っていたのですが、Twitterでいろんな人の感想読んでたらいいかなと。素晴らし感想がいっぱいなので。ただ、「とても楽しかった!」ということと、今日も行くってことだけは書いときます。

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※歩きながら撮ったので、変な写真ですね

神宮に行くとなると遠くて大変なのですが、西武ドームは近いので昨日見てきました。

ヤクルトファンの僕からすると、残念な試合でしたが、菊池投手のノーヒッターを阻止、からの猛攻を見ることができたので満足でした。

石山投手の一軍復帰登板も見られたし。

しかし、石川投手は心配だなぁ。何か打開策があるといいのですが……。

話は変わって、今日は「渋谷らくご」へ行きます。すばらしい会なので皆様もぜひ。
感想もいつか書きます~。

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「中二病」とは
「黒歴史」とは

もう”ネットスラング”といえないほど広まった言葉たちですね。語義も、変遷してきたものが、ある程度固まってきたように思います(もちろん今の時点ではということです)。

私は、高校三年生になる数日前の3月24日から、9月24日までの半年間、日記をつけていました。どうやら、高校生として最後の年に、何か残しておきたかったようです(頼むから受験勉強をしてくれ!そして高3で中二病はないだろう!)。

読み返せば、じーんとします。「この日記は誰にも見せない」と書いてあるので、彼を尊重して、書き写したりはしませんが……ヤヴァイ。ポエム書いてる。コラムニスト気取りのものもある。「人生とは……」というようなことばかり書いている。ヤヴァイ、確かにヤヴァイ(でも、それって今と同じじゃね?あんまり変わってなくね?とか言わない!)。

でも、そんなに悪く言わないでって思うんです。人生いつも黒歴史、永遠の中学生としての、皆様へのお願いなんです。

もう17、8歳のころは遠くになりにけり。心持ちは分からないけれど、そん時はそん時なりに考えて、良いと思っていたのです。そして、今の私も、これで良いと思っているのです。だから、昔の自分も、それで良いと思っています。少し恥ずかしいけれど。

何かに一生懸命だった自分は、何かから離れてしまった自分からは、滑稽にうつる。だから、否定したくなる。それは、他者に対する視線にも同じことが言えますよね。何かに一生懸命な他者を「痛い」「イタい」と形容するようなものとして。

冷笑的であることは、そんなに悪いことではないと思います。でも、そのことが自分を苦しめたりするよねってことで。

過去の自分の精一杯を、他者の懸命さを酷く揶揄すれば、あるいは全く切り捨ててしまえば、今の自分が精一杯に、懸命になりたい時に邪魔になると思うんです。だって、未来の自分に否定されるかもしれないし。

そんな時代もあったねと、そんな人もいるのねと、軽く受け止める。茶化してもいいけど、馬鹿にしすぎない。今の自分は、未来の自分に笑われるだろうけれど、それはそれでいい。そんな感じがちょうどいいんじゃないかなあ……と思います。

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※書きえないものを、書くということから はやくも第三回だぜ!次回あたりから方向性を変えていこうかなと考え中。

保坂和志の『未明の闘争』の冒頭はこんなふうに始まる。以下引用。

西武百貨店の手前にある「ビックリガードの五叉路」と呼ばれているところで、私は一週間前に死んだ篠島が歩いていた。

どのように書いてもいいのだ。読む者を”喚起”さえすれば。
読む者の中に生成されたものは、書かれてはいない。しかし、書かれていたからこそ生成された。
読む者を”喚起”する……そのように書くにはどうすればいいか。