ブログ「いらけれ」

映画について書くのは難しい、たかが感想でも。

『ROOM237』という映画を観た。これが大変面白かった。
この映画は、キューブリック監督作『シャイニング』について、様々な人が語る作品だ。画面に映るのはほとんど『シャイニング』の映像で、それを止めたり、寄ったり、逆再生したりしながら、映画に込められたメッセージを、『シャイニング』それ自体を読み解こうとしていく。

はっきり言ってしまえば、ほぼ全てが妄言に思える。ぶっ飛んだ自説ばかりだ。

しかし、映画について語ることの本質を描いているように思う。出てくる人はみな、確かに映っているものから発想している。だから、絶対に違うとは言えない、それはもしキューブリックが否定しようともそうだ、そう見えてしまった人がいたというのは事実だからだ。

映画について語るのは、だから難しい。
人は自分が観たいように観て、自分が語りたいことに結びつけて語ってしまうものだからだ。
私は、それをしたくないと思う。でも、何か言いたいとも思う。

昨日塚本晋也監督作『野火』を観た。
私が見終わって最初に感じたのは、「これを作った人たち、みんな尊敬するな」ということだった。
簡単に「面白かった」と表現できない、ただ観て良かったと思った。
まだ観てない人は観に行ってほしいと思う。

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『進撃の巨人』『野火』を観てきた。
『進撃の巨人』は楽しんだ。『野火』には心を動かされた。
『野火』について書きたいのだけれど、とても難しい、簡単に「面白かった」と言えない。
ただ、まだ観てない人には、ぜひ劇場に足を運んでほしい。

明日は大東京ポッド許可局。一人で密航するので、ちょっと緊張している。でも、とても楽しみだ。

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『渋谷らくご』というタイトルで

天才たちが集まった。先月、この顔ぶれを見た瞬間から行くしかないと思った。友達も誘い、連れ立って行った。友達は落語は飛行機でしか聞いたことがない、笑点との違いがわからないという初心者だ。
トークゲストは長嶋有氏。
二番太鼓が終わるのを待つ、あの時間。そして春風亭昇々が出てくる。アタマをさげて、斜めに座りなおしてさぁ、始まりだ。

……ここまで書いて、ほうっておいてあった。ちょっと凝りすぎて、先に進めなかった。
ともだちは、一之輔師が一番はまったそう。面白かったもんなーあの青菜!

八月という事で、新規まき直しだーと、毎月思っているようなことを思う。
明日からの三ヶ日は
1日:進撃の巨人、野火
2日:大東京ポッド許可局
3日:人生スイッチ、フレンチアルプスで起きたこと
に行く予定。こういうことするために生きているって感じの濃い濃い日々になるはず。相変わらず遊んでばっかですが。

なので、ブログ記事も結構あるけれど、いろいろ後回しになりそう。最初の一週間は、もろもろの感想で終わりそうなので。

相変わらず暑い毎日ですが、負けずに行きましょう。

ブログ「いらけれ」


たぶん健康的な生活と聞いて思い浮かぶようなものに向いてない体に生まれたので、小学生のころからずっと夏休みになったりすると、人がラジオ体操をする時間に散歩して、朝刊をとって帰ってきて、そのあと寝るようなサイクルに入る。

子どもの夜には、もうその一部しか残ってないお色気の番組がいっぱいあって、今の僕がすけべな原因だと納得したり、関係なくエロいのだという気がしたりする。

十年以上そうだから、僕は窓の外が暗くて静かでも寂しくなったりしない、それどころか元気になって、でも、それで昔のことをいろいろ思い出したりして、寂しくなったりする。