ブログ「いらけれ」

ポイントサイターである僕は、お得になる情報を求めて、いろんなまとめサイトを見て回っているんだけど、あるサイトに、少ししかポイントが貯まらない行動について、「でも、チリツモなので、やらないよりは……」みたいな記述があって、言葉ってすごいなって思った。だって、見たことのない字面だけど「塵も積もれば山となる」のことだって一発で分かるし、そして、ポップな方向に進化しているし。
こう考えたことを、ツモリチサトのブランド事業終了のニュースを見て思い出した。

「インドカレーを食べたことがない」という家族とイオンまで行って、インドカレーの店ができてから初めてそこでカレーを食べて(そこそこおいしかった)、なんやかんや話した後に、食料品の買い出しをしていたら、「低温梅干し」というポップがあった。はて、なんだろうとパッケージを見たら、低温としっかり、いや低塩と書いてある。ああ、見間違えたのだともう一度ポップを読めば、やっぱり低温と書いてある。
だいたい、スーパーで売られている梅干しなんていうのは低温なので、低温と書く必要がないことぐらいは、暮らしていれば分かることだから、漢字の形だけ見て間違えたわけで、(梅干しに馴染みのない、非漢字圏の店員さんが作ったのかなあ、大変だろうなあ、ご苦労様です)などと想像していたのだが、でも、よく考えてみれば、外国の人にポップ作りを担当させなそうだしなあ、単に間違えたのだろうか、それにしては前述の通り間違え方がおかしい……などと一人考えている間に、家族はどっか行っていた。

「警察のお世話にだけはならないように」というようなことは、かねがね言われていて、まあ、今んとこは予定ないけど、だけど、分かりやすいから例えとして出すけど、奴隷が認められている時代に、奴隷を解放したら、罪に問われるのはこちらでしょうし、政治犯も、革命が成功すれば、英雄になるでしょう。どうしても、冒頭のマインドみたいなものが、強く頭に残っちゃているわけで、たぶん、目の前で何があっても、法を犯すことはできねーで、あとで後悔しそう。思想。

桜が一本。イオンの先の、ブリヂストンクラブという一般人も入れる社食みたいなところの、あの交差点の角に一本。一本だから、数が多くてきれいですね、とはならない。圧倒もされないし、感動もしない。説得力もない。でも、一本でそこにある方が、僕は好きだな。誰にも頼らず頑張っている気がする。独立している気がする。よせばいいのに、また写真を撮ってしまった。皆に見せようと思って。

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洪申豪の『LIGHT CORAL』 が、4月1日に"本当に"再発されていて僕は、発売されたらすぐ買うつもりだったのだが忘れてしまっていて、それを注文したら、間もなくポイントサイトでしたカード発行が認証され、ポイントがついたというお知らせが来て、それで、ずっと前に頼んでいたミックスナッツの発送メールも届いた。人生は、前に進むときは前に進むのだから、そういった偶然が司る人間の暮らしには、あらがっても、歯向かってもしょうがない部分があり、なるべく流れに乗っていく。

「関の山」とか書きたいんです。「申し分ない」とか使いたいんです。僕にとって文章は、とても劇に近い。言葉は、流れのなかに置かれたときに、一つの役割を演じ始める。そこには、個性派の劇団員を放り込みたいと思う。彼ら/彼女らの登場によって、流れが少し淀む。停滞する。うとうとしていた観客が、気になって目を覚ます。ぼんやり見ていた観客に、考えることを強制する。そうして、真に観客となる、みたいな。

少し風が強くて、桜が散ってしまいそうだ。別に、どこかに行かなければならないということはなかったから、大したプランもなく東村山駅方面へ歩き出したのは正解だった。道中の空堀川沿いの桜は満開で、とてもきれいだったし、東村山駅前のロータリーから延びる桜並木も、葉桜になるまでに見ておくことができたから。
東村山駅の方へ行ったのは、イトーヨーカドーがあるからで、使っている安い財布の表面が、ボロボロになってめくれだしたから、買い替えようかなと思ったが、意外と財布を買える場所って少ない。とりあえず、西友やイオン、今日のヨーカドーとか、手近なスーパーを回ってみたものの、ちょうどいい財布はみつからなかったよ。
「痕跡収集家」と書いてしまった手前、痕跡を探さなければとキョロキョロしていたら、すれ違ったお巡りさんから、不審そうな目を向けられてしまった。しかし、そのおかげで収穫があって、ある整骨院の前を通ったら、半透明の入り口の扉の、営業時間のステッカーを訂正するために、新たな時間を手書きした白い紙が貼り付けられていた。しみじみと「そう、こういうの。いいなあ」と思って、その外観の全体を見たら、鯉のぼりが飾ってあるのは時期だけど、ガラス張りの壁面には門松の絵の上に「謹賀新年」という文字の書かれたものや、サンタクロースのイラストが貼ってあった。やっぱり街には面白いスポットがあるのだなと実感した僕は、でも、ここの整骨院はちょっと怖いから、利用することはないだろうと思った。

オリンピックのことも、年号のことも、好きだとか嫌いだとか、内容にかかわらず、大きな話題であるそれについて話すことで、何か一つにつなぎ合わされている感覚があって、ある意味で、とても正しく運用されているのだろうと思う。平成も終わっていく、手にはスマートフォンがあって、いくらでも自由になれるのに僕たちは、とてもつなぎ合わされたいのだ。

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僕は、楽天銀行の口座開設も申し込んだよ。ポイントサイトで、ページが復活していたから。今は、本人確認書類としてマイナンバーカードをアプリから撮影して、送信したところ。早く開設できるといいなあと思っている。安心したいから。あのさ、楽天カードの方は、カード発行まではスムーズに行ったんだけど、ポイントサイトで獲得予定にならなくて、お問い合わせしているところで、なんか落ち着かないんだよね。この二つが、早く片付いてくれることを願っている。しかし、なんで僕にはこういうことばかりが起こるのかなあ。先月はauのapplemusic問題で悩まされていたし。不運を引き寄せている気がする。お祓いに行くべきなんでしょうね。

なんかもう、書くこともないよね。図書館で借りた本が読み途中なのに、将棋ウォーズの代替アプリとして将棋クエストを始めてしまって、つい3時間ぐらい指してしまったこととか?ブルボン小林の「俳句ホニャララ」が連載されていた「LIKE THIS MAG」で、長嶋有の「なんだか観た映画」という連載が知らぬ間に始まっていて、読まなきゃなあと思っていることとか?100円ショップで買った詰め替え用の消臭ビーズと、スーパーで買ったポテトチップスを隣に並べて、棚のちょっとした隙間に立てておいた自分に、だらしないなあと思ったこととか?
何のイベントにも行ってない。新しく始めたこともない。書きたくなるようなことを、体験していないからな。価値のない、くだらない毎日だ。これは、くだらない毎日の痕跡。


市役所の近くにいなげやができたときのことを覚えている。「大きいなあ」と思ったものだ。家からは距離が少しあるので、そこまで買い物をしたことはないけれど、散歩の途中でたまに寄ったりはするから、最近になって休憩コーナーが作られたことも知っている。今では22時までの営業となっているそうだが、店舗が作られた当初は、もう少し長く店が開いていたわけだ。
僕は、街の中にある痕跡が好きだ。写真のような、営業時間が消されているのものは大好物だし、駅の案内板に貼られたテープなんかは、はがして下を確認してみたくなる。日よけには名前がうっすらと残っているだけで、シャッターの前に花が飾られていたりすると、どんな店だったのか想像してしまう。そこには時間の経過があり、営みが感じられる。
肩書きが嫌いで、だからこそ戯れに「作家」とか「批評家」を名乗っている僕だが、「痕跡収集家」なら呼ばれてもいいかなと思う。というか、ちょっと呼ばれてみたいぜ。このサイトに、痕跡収集のコーナーを作ろうかな。

「現代人には時間が足りない。なぜなら、面白いものが溢れているから」というようなことは、よく言われているけれど、昨日の夜、寝る前に「これ、本当か?」と思った。確かに、面白いコンテンツにアクセスできる環境は整ってきているとは思うが、それは、面白くないコンテンツにアクセスできる環境も整備されているということで、実際、インターネット上でよく見られているものは大抵つまらない(僕だけか?)。それで僕は、大半の人間は、そこまで面白いものを求めていないのではないか、という仮説を立てた。面白過ぎないどころか、端からつまらないものの方が、人気が出たりするのではないだろうかと。だから、この文章が面白くない、というわけではない。単に、実力がないだけだ。

ブログ「いらけれ」

我がスワローズに初日が出て、それまでの試合が非常にやきもきするような内容だったり、勝った試合もホームランがリプレー検証で覆されたりしていたので、もちろんとても嬉しかったわけだが、ゲームセットになって、まず第一に思ったのは「これでやっと『プロ野球ニュース』が見れる」ということだった。この気持ちは、野球ファン以外には分からないかもしれない。でも、野球ファンとは共有できるのではないだろうか。

「immediate」でも書いたけど、パソコンが重くなったので、ディスク使用率を下げるために、検索して出てくる対処方を試していた。ディスクのクリーンアップをしたり、必要ないと思われるプログラムをアンインストールしたり、そうやって調べてみて初めて、このパソコンに付箋メモのアプリやボイスレコーダーのアプリが入っていることを知って使ってみたり、ソリティアのアプリが入っているのも知って遊んだりしていた。でも、その他はいらないものばかりだったので、アンインストールと無効化をバシバシしていたら一日が潰れた。ディスク使用率については改善が見られたが、メモリはGoogle Chromeがめっちゃ使うのな。とはいえ、85%ぐらいだったけど、一応閲覧履歴を消去してみたら、2万件とかあってビックリしたよ。
履歴を消したところで、タブを複数開く使い方をすると、メモリ使用量は跳ね上がってしまうようだ。二年以上使っていて初めて、メモリを増設したいと思ったので、このノートパソコンが簡単に開けられない構造になっていて、自分でメモリ増設することが推奨されてないってことを知った。
なので、もしパソコンを買い換えるならというシミュレーションをする。ノートパソコンがいいのか、デスクトップがいいのか。自分の身の丈にあったパソコンとはどれぐらいのスペックなのか。CPUの性能はそこそこで、メモリは増設すればいいから……しかし、デスクトップだとディスプレイもいるし……とか考えたところで、どうやっても7万ほどになってしまい、僕にそんな金はなかった。
あと、炭酸が抜けない方法とか(逆さにするとマシみたいだ。専用のキャップは試してみたい。炭酸水メーカーはバリ高い。)も調べていたら夜も更けてきて、今はウイスキーの水割りを飲んでいる。飲んでいると書いているが、すでに3杯飲んでいて、酔っている。酔いながら、『情熱大陸』を見ている。

『情熱大陸』、良い番組だったなあ。まず、日本人メンバーではなく、ジヒョを番組の中心に選んだところが偉い。言うまでもないことだが、日本人メンバーを悪く言っているのではない。番組のストーリーを作って行く上で、より難しい対象にチャレンジしたその心意気を褒めているのである。
過去、それなりに彼女たちを見てきた者としては、もちろん物足りない部分はあったものの、見せるべき場面として食事風景が選ばれているあたり、高級な、作りのしっかりした「TWICE TV」的なところがあり、満足できる内容だった。というか、見ていれば勝手に『TWICEの優雅な私生活』での涙とかを思い出してしまうから、思い入れのある人は、どんな番組でも満足するのだろうけれど。
“夢"という言葉で、過酷なスケジュールをこなしていることだったり、いわれのない誹謗中傷を受けていることだったりが、ぼんやり隠されていってしまうことについては、複雑な思いはあるけれど、それでもやっぱり、移動中の車内などではトップアイドルとは思えない、私服からはヤンキー感が溢れている彼女たちが、ステージに立つと見違える、それも、改めて驚かされるほど輝いて見えることに感服し、だから、これからも"夢"を叶え続けてほしいと思った。

僕も、彼女たちに恥ずかしくないように、明日からちゃんと仕事を探そうと思うよ。