ブログ「いらけれ」

『少年ハリウッド』7話で、テッシーが言っていたことが、完全に忘れていたけれどJYP(TWICEの事務所です)の教え(謙虚な気持ちを忘れない)とまったく同じで、自分の中で一本芯が通ったというか、自分が好きなものの核心がそこにあるのだろうことが分かった。
というか、TWICEを好きになったのは、恐らくこのアニメを見ていたからで、そしてTWICEを好きになったことで、このアニメをより深いところで理解できていると思う。好循環。しかし、素晴らしいアニメを見ると、生きる気力がもらえるので、もっとアニメを見ていくべきだと思った。心のために。

フリーセルが、日に日に上手くなっている。毎日1時間ぐらいやってるからな。それで、なんになるんだろう、この技術。すべての技術に意味があるわけではないということ。無意味な修練というものがある。
一方で、将棋がまったく上手くならないという現実がある。毎日1時間ぐらいやってるのにな。こちらだって、上手くなっても意味がないけれど、どれだけやっても上達すらしないこともある。真理。

野菜炒め&鶏もも肉のソテーリベンジをやることにした。前回より長めにフライパンの上で焼いたので、しっかりと火が入っていた。そのかわり15分くらい暇だったので、一緒に買っていたクリームチーズのタルトとコーヒーを飲んでいた。シバハマラジオの金曜日を聞きながら、小さな黒い折り畳み式の椅子に腰かけて、ときどき鶏肉の様子を伺った。この時間に、このくたびれた人生のすべてが詰まっているような気がした。インターネットの文字をなぞって、弱火で炒めた野菜シャキシャキで、フライパンに当たらないほどの火で焼いたもも肉はジューシーだったし、一緒にウイスキーを飲んでいい気持ちになったけど、あの過去のあのくたびれた時間が、頭から離れなかった。うなだれた姿の僕が、これまでも、この先もずっと、そこにいるのだと思った。

図書館で借りていた『面白くて眠れなくなる社会学』を、明日返さなきゃと深夜に読んでいたら眠ってしまった(これが言いたかっただけ)。橋爪大三郎先生の本も読んだことあるし、初学者向けということもあって、あまり知らない話もないなあって、目を開けていられなかった。自分が既に、かなり詳しいのだということは、実は自分では意外と分からないことだったりして。もう入門ではなくて、少し前に進んでもいいのかなって思った。返すついでに、まったく見たことも聞いたこともなかった『もうひとつの愛を哲学する』という本を借りてきた。最近の本、当たっていないので、これは面白いといいなあ。


髭「TOMATO」

僕らしい視点や
僕らしい角度のアイロニー
それから…