ブログ「いらけれ」

※書きえないものを、書くということから 早くもねたが尽きた……という訳ではありません。

では、いかにして書くのか。書くことによってでは書けないものを書く方法……。
とにかく、書き進めてみよう。最もいけないのは書かないことだから。書かれなければ、何もない。文字通り。

ブログ「いらけれ」

ただの未来がこれほど愛おしいのか
教えておくれ
おれは今何を云おう
教えておくれ
どんな面をしてせめて裏切らないと
云わせておくれ
それだけは途切れぬよう

GRAPEVINE/「無心の歌」
http://j-lyric.net/artist/a00280a/l02ca5a.html

今日は『愚かな者の語ること』から。この前『Lifetime』について書きましたが([HOPE]と胸に、書かれたTシャツ)、続けて、今さら聴いたんですよね。このアルバムの一曲目なわけですが、もう若くはない大メジャーではないロックバンドの、ある宣言の歌として、勝手に解釈しました。

二つを続けて聴くと、その変わり様に驚きます。まるで別のバンドのような。どちらのアルバムも好きですが、『愚かな者の語ること』には、辞めずに続けてきたバンドの強さを感じますし、何より、そういった楽しみ方もできるのは、キャリアを積んできたからこそですよね。

しかし『愚かな者の語ること』ってアルバムタイトル、素晴らしすぎです!!好きだなぁ。このブログも『愚かな者の語ること』として、読んでいただければと思います。

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「東京ポッド許可局」はポッドキャスト時代の終わり位からずっと聞いてきましたが、大東京ポッド許可局には初参加です。楽しみ!!

最新の放送回は『スケボー論』。教えることについての話であり、フィジカル、身体性をめぐる話であり。ぼんやり駄話でありという(笑)。今まで忌避していたことをやってみる。からだの思いどおりにならなさ、ままならなさを思い知る。そしてそこに面白さがある。実は、色んなことに通じる話ですよね。

「忘れ得ぬ人々」「エンディング」もぜひ。「忘れ得ぬ人々」は面白いですよ~。以下、公式ホームページの説明文を引用します。

「ふとしたとき、どうしているのかな?と気になってしまう。
自分の中に爪跡を残している。でも、連絡をとったり会おうとは思わない。
そんな、あなたの「忘れ得ぬ人」を教えて下さい。」

東京ポッド許可局 公式ホームページ

他のラジオにない味わいがあって、聴いていると頭にイメージが浮かぶ、そして残る。そんなコーナーです。
しかし、「セッション」は見に行かないとなぁ。……などと、言っているうちに上映が終わっているのがいつものパターンなのですが。

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まずはこちらをご覧ください。

アマゾンリンク 星野源 『SUN』
「全部オレの女!」

歌、ダンス、楽器、作曲のみならず、役者の才能もある。病魔に侵され、そこから復活したというドラマもある。メインカルチャーから、サブカルチャーまで横断し、ジャンルレスに活躍する稀代の天才、それが星野源だ!!!!

この歌の元になったのは『日村さん42歳誕生日の歌』だとYouTubeのコメントにありますね。これはラジオ番組「バナナマンのバナナムーン」のなかで歌われたものだそうです。

わたし自身、楽理に詳しいとか、そういったわけではないので、あくまで所感ですが、キャッチーでポップで、踊りだしたくなるような曲ですが、それだけでなく、音楽マニア的なこだわりも感じます。

途中で入る声は、山岸聖太さんですね。伝説(俺の中で)の、ファミ通waveという、休刊してしまったDVDつきの雑誌で『ボーズの○○タイム』という映像コンテンツのディレクターをしていた方。コンテンツ途中に挟まる突拍子もない映像は、ノイローゼコンテンツと呼ばれ、カルト的な人気を局所的に得ていました。ちなみに、星野源さんは『ボーズの○○タイム』に「元気をなくした病気の青年」として出演しています。色々な手段を使えば見ることができますので、探してみてください。

中学生のころ、ひきこもりになって深夜ラジオばかり聞いていたというエピソードや、MCに鷲崎健、作家に伊福部崇を迎えた、CD発売特番ニコ生での、ゆかりちゃんねる視聴者であるといった発言などからも分かる通り、アニメやゲーム、ラジオにも詳しい、イケメンなのに心に「ボンクラ」を持っている、”俺ら”に非常に近い方です……イケメンなのに!!

また、ラジオ番組「ライムスター宇多丸のウィークエンド・シャッフル」の中のジングル公募企画に「スーパー・スケベ・タイム」というラジオネームで素性を隠して投稿。採用され、その後、番組内でネタばらしというすごいエピソードもあります。わたしは、一タマフルリスナーとして、このジングルを聞いていたので、とてもびっくりしました。

ここまででもう多牌、文脈過多な感じが否めないですが、他にも、SAKEROCK(カクバリズム)とか大人計画とか、あるいは文筆業、病気についてなど、語れるポイントはまだまだ沢山って感じです。

ここまで多才で、かつ、ど真ん中から周辺まで押さえている人はいないのではないのでしょうか。これからの日本の芸能、文化(カルチャー)は、その双肩にかかっているといっても過言ではないし、これからの日本文化の浮沈のゆくえは、彼にかかっているといえなくもなくもない……とにかく、星野源には要注目!!ということですね。