Chance

冷静になると楽しくない時は頭をおかしくするのがいいよ

長く書くということがどういうことなのか、文章を読むだけの頃は分からなかったし、もちろん、毎日WordPressの文字数カウントが1500を超えることを目標にブログを書いている今も分からない。引用をしているから、全て書いているという訳でもないが、しかし、毎週1万字以上書くというのは大変だ。退屈なブログも、冷蔵庫の取扱説明書も、薄い新書も、書くということはそれなりの困難で、何についても、大変な思いをして書いている人がいると思うようになった。長さ、量、データ、書くための手の動き。それ自体が意味であることに気づいたが、この地点に人の気配はなく、荒涼とした景色が広がっていた。

「ほぼ日刊イトイ新聞 -読み直す2003」より

保坂
記憶を細かくつっついていくことは、
取り調べ室にいる刑事でもできるでしょう?

で、あんなやつ、
利口なわけがないじゃない。
細かく事実関係をつっつくなんていうのは、
知的な作業じゃないんですよ。

面白いなあ、と思って全部読んだ。前に一度読んだ気がするが、そんなことはどうでもいい。小説をめぐる思考。
保坂さんの言葉は、他の人があまり言わないことだから面白い。僕はよく、保坂さんの発言を引用したり、リツイートしたりするけど、保坂さんの言うこと全てが正解だと信じていると思われると困るし、引用した発言が正解だと思われると困る。言うこと全部正しい人などいないわけだし、でも、もちろん小説については保坂さんの発言が参考になるのは間違いない、プロの小説家なのだから。言葉を面白いなと思うこと、それを手に取ってよく眺めてみること、なにより自分の頭で考えることが大事だ。そうなんだ!ではなく、そうなのか?とし、ゆっくり湯船にでも浸かりながら、考えてみる。そういう態度が。
とにかく、僕のブログ記事は流し見でいいから、ぜひリンク先を読んでほしいといつも思っている。面白いから。あと、YouTubeで保坂さんの対談動画を検索し、見てほしい。面白いから。僕も先日、新しいものばかりではなく以前見たものも含めて、あるもの全部見た。

WordPressの子テーマが反映(有効化)されず、また、子テーマを編集しているつもりで、元のテーマを編集していたことに今気づいた。いろいろ試すが、なぜ有効化されないのか分からなかった。検索してたどり着いた情報に、有用なものはなかった。がっかりした。土台無理な話だ、サイトを運営するなんて。そもそもの知識がないし、勉強する気もないのだから。でも、思想家の西が、評論家の市田を「彼は雑誌『Comet』を作ったから偉い」と評価したことを思い出す。その言葉を思い出し、僕も衒いもなく思う。僕も、サイトを始めたから偉いと。

J.LAMOTTA すずめ – Chance

またP-VINEかと思った。Run For Cover RecordsとP-VINEのYouTubeアカウントはチェックしている。信頼しているから。あと、良いなと思うものの大半は、FLAKE RECORDSが先回りして取り扱っている。有難い話だ。
とにかく文章だけのブログってのは書いてられないから、読んでる方も読んでいられないだろうという感覚があり、なるべく記事に世界と通じる窓を作りたいと思っていて、だから写真を載せたりしているんだけど、YouTubeは今や一番の世界との窓になるから、良い曲に出会うと、本当に心から嬉しい。
良い曲だったのはいい。とにかく名前の「すずめ」とは何ぞやということで、お得意のネット検索探偵を発動、英語の情報を先に探したものの見つからず、「J.LAMOTTA すずめ sparrow」で検索し、ページを進んでいったらあった。J-WAVE「TOKIO HOT 100」の番組ブログによれば、自作の「Sparrow」という曲が収録されたEPのアートワークを手掛けたのが日本人デザイナーで、その人が命名したそうだ(「2018年03月01日 WHO IS WHO / J. LAMOTTAすずめ」)。将来有名になったときに(おそらくなるだろう)残しておいた方がいい情報だと思うから、ここに書いておく(まあでも、有名になったら絶対名前の由来を聞かれるだろうけれどね)。

「2018/06/09 今日のボイスメモ」

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