サッカーとコラムと人生と

スポーツの、とりわけサッカーについてのコラムをよく読みます。それは、ひとつのスポーツを極めたことがない者が、スポーツを見る、スポーツ観戦を楽しむ手引きになるからです。

僕の中で、スポーツコラムといえば木村浩嗣さんの名コラム「誘惑と憂鬱のスペインサッカー」です……ってページ削除されてる!!ぎゃー!!紹介したかったのに!!!!

サッカーは「戦術」の果たす役割が大きく、それによって自チームの選手を活かす、相手チームの選手を殺すなんてことが行われているんですが、ただ見ているだけでは分からないですよね。僕がそうした「戦術」を読み解く面白さを教えてもらったのがこのコラムでした。

また、少年チームを指導している実体験から戦術論、チームマネジメント論や、教育論、スペインの生活、めんどうな親(笑)などが語られて、とっても面白かったんです。

何よりも書き手である木村浩嗣さんの魅力というか、なんというか、それが素晴らしくて。サッカーのコラムでありながら、
それに伴って、それにとどまらず、人の暮らし、人生が書かれているんですよ。そして、愛があふれている文章!!

木村さんは、のちに雑誌footballista編集長になり、巻頭言をまとめた『フットボリスタ主義』という本を出されています。もちろん読んでます。みんなも読んでくれと思います。名著です。ほんとに。出版時にあまり話題にならなかったのがおかしい。もっと売れなきゃおかしい。第2弾を出してくれ。……取り乱しました。

ともかく、本が素晴らしいのは間違いないので、皆さまもよろしければ読んでくださいまし。

キャラクターを、考えたい

叩いてもいいと一度でも認定された人がずっと叩かれ続けるという風潮があるように思う。
それはバルネラビリティとか、そういうのもあるんだろう。でもキャラ化の問題でもありそうだ。
……そんなこと考えてたんですが、何とも知識不足で。ちょっと勉強しないとなと思います。

「キャラクター」で思い出すのはこれ。

さすがに関係ないですか。読みたいけど。

少しばかり検索して出たのは、

このあたり。どれも面白そうですなぁ。

いろいろ読んで考えていきたい問題です。じつは切迫していると思う。なにか少しでもヒントになるものを探していきたいです。

面白かった、書籍について

先日、『ヘンな論文』について紹介したいと書きましたが、僕の書評なんかよりいいものがあります!
W流というWOWOWがやっている動画サイトで、ニコ生の番組「WOWOWぷらすと」で、著者であるサンキュータツオさんを含めて本について話された回がアーカイブされています。

【WOWOWぷらすと】「ヘンな論文」の楽しみ方
http://st.wowow.co.jp/detail/6916

ゲストである春日太一さんの壮絶な大学院時代の話が面白い!学問とは、研究とは、論文とは何かということも語られていて面白い!『ヘンな論文』のどこがすごいのかについての視点、面白い!本を読んでいない方もぜひ!

最近買った本、たち

とりあえず、軽い話題で。最近、こんな本を買った。

保坂和志 『小説の自由』 (中公文庫)
サンキュータツオ 『ヘンな論文』 (角川学芸出版単行本)
神里達博 『文明探偵の冒険 今は時代の節目なのか』 (講談社現代新書)

全然読めていないのだが。

しかし、リアル書店に行かなくなった。応援しなければいけないのは分かっているのだがなあ。利便性の前に、跪いてしまう。
それに、小説が無い。小説よりも、作品よりも、評論や批評に、興味が移っているだけといえば、だけなのだが。きっとまた小説に戻るだろう。実際、読みたい小説もあるし、舞城王太郎の書く、深夜百太郎のTwitterも、毎日楽しみに読んでいる。
『ヘンな論文』の書評(?)は書きたい。そこまで行けずに、ただの紹介になってしまうかもしれないけれどね。

※追記 6/7 1:36 こちらも買いました。

鈴木大介 『最貧困女子』
永井均 『ウィトゲンシュタイン入門』 (ちくま新書)

読めてないってのに!!……だって、kindleのセールだったんだもの。こういうのよくないのだろうけれど。夜中にkindleのセールをチェックしてはいけないですな。

最近読んだ、本。『「批評」とは何か?』

とりあえず、最近読んだ本でも書いてみるのがよいのでは?という脳内指令に従ってみる。
最近読んでたのはコレ

あなたが(わたしが)、テキトーーーな意味で使っている「批評」という言葉について、営みについて語られている本です。佐々木敦ファン(?)の僕はずっと読みたいと思っていたのだけれど、なかなか機会が無かったので、kindle版が出たことがとても嬉しく、飛びつきました。

もとは、批評家を育てる講座(批評家養成ギブス)であり、語り口調で書かれています。とても入ってきやすいし、分かり易い。なのに、話は批評についての核心に迫っていきます。それは何より、佐々木敦という批評家が、批評について、批評とは何かについて、ずっと考えてきたからに他ならないと感じさせます。

この本は、一人の批評家人生の回顧録の側面ももっています。デビューしたての頃からその当時まで、佐々木敦はその時々に、批評に何を思っていたのか、批評で何を企んでいたのか、それを知ることになります。その過程にふれることによって、わたしも、あなたも、批評について考えはじめる。そのきっかけになる。そうやって、批評が動き出す……

Twitter等では、あまり話題になってないのが残念ですね。この『「批評」とは何か?』はもっと読まれるべきだと思います。読めばあなたも批評家になれる!?